FC2ブログ
スポンサーリンク


5D1A6176t_20190203210051486.jpg

さいわい早朝から快晴で、8時すぎに北秋川の奥地、藤倉集落に到着。

ここを起点に御前山(1,405m)に登るつもりだったが、無念千万、予想以上に積雪があって計画はいったん延期に。登山道とまわりの様子を見ると、トレッキングというよりは冬山のような印象で、ちゃんとしたウェアと登山靴、軽アイゼンくらいは必要だなと判断した。

調布とか平野部のほうはまったく積もってないので完全に意表をつかれた形である。しまったは手仕舞え、という格言もあるし、まあ、こういうときは無理せず仕切りなおすほうがいいだろう。

しかし、せっかくバスの終着点まで来たので、鳥を探しながら北秋川渓谷に沿って下ることにした。ヤマドリかヤマセミさま、今年未見の冬鳥でも見られればと考えたのだが、そのいずれもとうとう出会わず仕舞い。

檜原村役場まで戻ってまだ先、畔荷田(くろにた)のバス停まで寄り道しながら17kmほど歩き、観察できた冬鳥はカシラダカ、ジョウビタキ、アトリのわずか3種だった。これだけ歩いてヤマセミさまにもかすらないのは、もしかするとどこかに引っ越されたか、あるいはごく少数がどこかでひっそりと隠遁しておられるのかもしれない。

そのほか、たまに姿を見せてくれたのは、エナガちゃんやシジュウカラ、ヤマガラの群れなど。渓流のところどころの淵にはオシドリが数羽~20羽ほどの群れをなしていたが、ひとの気配にたいへん敏感で、わたしが気付くより前にことごとく飛ばれてしまった。

本日確認できた野鳥
オシドリ、カルガモ、キジバト(鳴き声)、ダイサギ、トビ、コゲラ(鳴き声)、アカゲラ(鳴き声)、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、ミソサザイ、カワガラス、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ(鳴き声)、コジュケイ(鳴き声)、ドバト 以上28種(2019TOTAL92種)

藤倉集落~華水の滝~払沢の滝~畔荷田バス停 徒歩17.56km 高度272~585m
20190203.jpg

5D1A6228t.jpg
↑ 渓流沿いでカシラダカの群れが採食していた。
5D1A6270t.jpg
↑ アトリとカワラヒワ、エナガちゃんはそれぞれ十数羽の群れを成してたまに姿を見せてくれた。
IMG_8716.jpg
↑ 本日の出発点、藤倉集落。武蔵五日市から出る路線バスの終着点である。
IMG_8712.jpg
↑ 雪がこれほどあるとは予想外。今日はあきらめて近くリベンジしたい。
IMG_8741_201902032100403f5.jpg
↑ 周遊道路のあたりも相当積もってそうだ。
IMG_8721.jpg
↑ 小河内峠への登山道の入口にある春日神社。
IMG_8756.jpg
↑ 藤倉からどんどん下っていく途中で。右手を渓流が流れている。
IMG_8761.jpg
↑ ところどころに雪が残る渓流。カワガラスやキセキレイをたまに見かけた。
5D1A6211t_20190203210054e94.jpg
↑ 渓流には小魚の群れも。
IMG_8772.jpg
↑ 途中、脇道にそれると思いがけず鎖場があった。
IMG_8793.jpg
↑ 左手は急な崖で、高所恐怖症の身にはつらい。
IMG_8778.jpg
↑ 細い雪道を歩くこと20分、見事な滝があった。名称は、鼻水ではなく、華水の滝。近くにいたミソサザイはすぐに穴に引っ込んでしまった。
IMG_8818.jpg
↑ これは比較的有名な払沢(ほっさわ)の滝。

スポンサーリンク

5D1A3644t.jpg

10時ごろから東京のほぼ西端、南秋川沿いの山間と渓谷を歩いた。こまかい行政区分でいえば、離島をのぞけば東京唯一の村、檜原村(ひのはらむら)に属する山河である。

標高600~700メートル前後、ここまできてツグミやシロハラの鳴き声さえ聞こえないのは予想外だったが、数十羽規模のカシラダカの群れをはじめ、ルリビタキやアトリ、カヤクグリといった冬鳥をぽつぽつと確認。フィ、フィと鳴きながら、先週空ぶったウソもペアで姿を見せてくれた。

晴れていい風が吹いていたので、猛禽も飛ぶだろうと上空を気にしながら歩いたが、見かけたのは飛行機にあとはトビを2羽だけ。先月下旬から雨の降らない日が続いていて、クマタカやハヤブサたちも猟のしすぎで腹が満たされてるのかもしれない。

余談だが、都道から細い脇道に入った際、幼児の手をひいたお父さんが、この坂道の先にさっき妙な鳥がいましたよ、と教えてくれた。

お父さん曰く、見たこともないくらい尾が長く、道をさっと横ぎって崖下に姿を消したというのは、その特徴からしてヤマドリだろう。数分、数十メートルの行き違いで今回もチャンスを逃してしまった。わたしのようによこしまな気持ちで(?)狙っていると姿を見せてくれない、まるで精霊だか妖怪だかのような鳥である。

ひとしきり鳥を探したあとは、山ふところにある数馬の湯に浸かって山をおりた。ジャグジーやサウナのほか、小さな露天風呂がしつらえてあって、冬のこの季節、湯けむりがもうもうとして一層風情がある。

本日確認できた野鳥
トビ、コゲラ(鳴き声)、カケス(鳴き声)、ハシブトガラス(鳴き声)、ヤマガラ(鳴き声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(鳴き声)、エナガちゃん(鳴き声)、ミソサザイ(今年初見)、カワガラス、ルリビタキ、ジョウビタキ、カヤクグリ(今年初見)、アトリ、ウソ(今年初見)、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ(今年初見)、ガビチョウ 以上21種(2019TOTAL62種)

南秋川~数馬の湯 徒歩10.33km 高度625~762m
20190120.jpg

5D1A3269t.jpg
↑ 本日最も多く見たのはカシラダカだったろう。斜面にいた数十羽の群れが一斉に羽ばたいて木々にとまった。
5D1A3659t.jpg
↑ ジョウビタキは同じところにオスとメスが揃っていて、そばにミソサザイも。
5D1A3302t_20190120211731b14.jpg
↑ だれも通りそうにない山道の奥の奥にいたルリビタキ。山のぬしかも。
5D1A3370t.jpg
↑ カヤクグリは斜面に2、3羽。採食するのに夢中で、明るいところに出てきてくれなかった。
5D1A3590t.jpg
↑ 地鳴きの密度からすると、クロジも5、6羽ほどいるようだった。
5D1A3674t.jpg
↑ ヒガラとシジュウカラの群れもちょくちょく登場。
5D1A3682t.jpg
↑ かろうじてアトリの影を捉えた。
5D1A3501t.jpg
↑ 岩のうえにたたずむカワガラス。1分ほどじっとしていた。
IMG_8255.jpeg
↑ 秋川上流の流れ。落ち葉が沈んで、よどみに積もっている。
IMG_8221_20190120211731a21.jpg
↑ ためしにしばらく猛禽やヤマドリを待ってみたが空振り。
IMG_8288.jpg
↑ 数馬の湯には食堂もあってなかなかメニュー豊富。ヘルシーに、とろろ定食を注文した。
IMG_8266.jpg

スポンサーリンク