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年度内の休暇を使い、昨日から奥多摩のさらにまた山奥にこもっていた。

天気がよさげだったので、今回向かったのは雲取山(くもとりやま)。標高2017.1メートル、言わずと知れた奥多摩の最高峰だ。

先日の大雪のため積雪量が増えていると聞いていたので、最も安全と思われるルートを選び、服装と装備をととのえて標高1300メートル付近から先はアイゼンを使った。

奥多摩湖のほとりを起点とする鴨沢ルートに入ったのは、昨日の早朝7時すぎ。のんびり鳥を探しながら14時半には頂上に至り、30分ほどくだった先にある山荘に着いたのは15時すぎだった。

雪が深いのを見越して時間には多少余裕をみていたが、旅がこれほど計画どおりに進むのも珍しい。なにか重大な落とし穴があるのでは、なんてかえって不安になったがなんにもなかった。

山荘の昨夜の宿泊者は、わたしを含めてたったの4名(収容200名のところ)。

各地の山荘泊で経験してきた雑魚寝部屋ではなく、れっきとした個室を初めて使わせてもらった。8畳ほどの部屋の中央にはあたたかい炬燵まで用意されていて、これはなにかの罠ではないかとぞっとしたがそんなことはなく快適だった。

聞くところによると、大雪のためキャンセルや途中で引き返す方が続出していて、わたしが泊まる直前の二日間なんて山荘までたどりついたのは予約者18名のうち2名だけということだった。なんと過酷な倍率だろう。

消灯は20時半で、翌朝5時半に1階食堂でシンプルながらあたたかい食事。ペットボトルにいくらか水を補給してもらい、6時半には山荘を出てふたたび鳥を探しながら往路とほぼ同じルートを引き返した。

昨日は好天に恵まれたが、今朝からだんだん天気は下り坂に。昼前にはふたたび雪が舞い始め、いくらか余力を残しつつ鳥見もそこそこに山をおりた。

ささやかながら鳥果のご報告をしておくと、今回おめあてのホシガラスとヤマドリを空振って、またひとつ要リベンジ案件を増やしてしまった。すくなくともホシガラスは発見できるという根拠なき自信があったのだが、そうやすやすと見られる鳥でもないらしい。

鴨沢ルートの入口あたりでマヒワの群れやルリビタキを確認し、標高1000メートル付近ではキクイタダキの群れが飛び回っていた。

カケスはふもとから山頂付近までよく出没していて、山頂あたりでは数は少ないもののウソの群れやハシブトガラスも時折見ることができた。

30~31日に確認できた野鳥
キジバト、アオサギ、コゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ(今年初見)、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ(鳴き声)、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、ホオジロ、ドバト 以上28種(2017TOTAL115種)

歩行距離 往路11.29km 復路12.96km 高度563~2017m
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↑ 鴨沢ルートに入ったあたりで、いきなりマヒワの群れが出迎えてくれた。
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↑ 同じあたりでルリビタキも1羽。
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↑ 標高に関係なくコガラはあちこちに出没していた。
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↑ 標高1300メートル付近でゴジュウカラやキバシリを確認。
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↑ 山頂付近にいた貴重なハシブトガラス。低地のカラスに比べて精悍な気がする?
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↑ ふもとにいる個体と比べ、標高の高いところのカケスは警戒心がいくらか薄いようだった。
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↑ アカゲラは延べ4羽ほど確認。 ←オオアカゲラとアカゲラは延べ4羽ほど確認。上写真はオオアカゲラのようで修正いたします。にしても超ラッキー。
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↑ 標高1300メートルから先は、道がほとんど雪に覆われていた。
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↑ 今回は6枚爪のアイゼンを使用。
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↑ 小鳥たちのさえずりがあちこちから聞こえてきて最高に気持ちいい朝。
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↑ 登っていく途中、七ッ石小屋を通過。
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↑ 崖の水場で水を補給し、雪に埋もれた崖路をたどる。
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↑ 埋もれた案内板を左のほうにいけば、徐々に雲取山頂が近づいてくる。
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↑ あの一番高いところが山頂? 遠すぎてちょっと凹む。
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↑ 初日、ようやくたどりついた山頂にて。
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↑ 山荘にもまだ明るいうちに着いた。
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↑ 早朝5時半、山荘前から日の出を望む。
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↑ ふたたび山頂に登って富士山方面を望む。
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↑ 登ってきた道をザクザク下っていく。
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↑ ところどころ凍った箇所もあるので、行かれる方は細心の注意を。
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まだ真っ暗なうちに深大寺を発ち、7時前に奥多摩・日原(にっぱら)の集落に到着。

昨夜は相場の変動があってほとんど寝ていない。含み益をだいぶ増やせたのはよかったが、徹夜状態で急な崖をくだるのはあぶないなと考えて安全な舗装道路をたどることにした。ルートは日原鍾乳洞前から奥多摩駅にいたる日原街道およそ10kmだ(都道204号線)。

山の稜線付近を常に意識しながら探したのは、主にクマタカとそのほかの猛禽類。いい風が出ていたので「これは出るだろう、出るにちがいない」とわくわくしていたのだが、けっきょくトビ数羽しか見つけることができなかった。

しかし、街道沿いの斜面には鳥影が濃く、谷底のほうでミソサザイがよくさえずっていて春らしい雰囲気。ウソやイカルの群れにあとはベニマシコ、キバシリ、ゴジュウカラなどもかわるがわる出てきてくれた。

途中でちょっと脇道にそれながら16kmほど歩き、14時前には奥多摩駅に着いて深大寺にUターン。だるチャンプロデュース(貴山圭子代表)が深大寺参道前に新店舗を出したというので、夕方ちょこっとその陣中見舞いに。

営業期間など詳細はまだ未定とのことだが、しばらく使われていなかったそば屋さんをリフォームして良い雰囲気のお店に仕上がっていた。かわせみだるまも入口付近に並んでいるので、皆さまも機会があればぜひ見学にお寄りください。

んで、店に寄ったあと、野川沿いをかるくパトロールして連休を〆る。終わってみれば、三連休もあっという間だ……。

※かわせみだるまの販売元、問合先はだるチャンプロデュース

本日確認できた野鳥
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、コサギ、バン、オオバン、トビ、カワセミさま、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス(鳴き声)、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、ウソ、シメ、イカル(今年初見)、ホオジロ、カシラダカ、アオジ(鳴き声)、ドバト、ガビチョウ(鳴き声) 以上42種(2017TOTAL114種)

日原街道 歩行距離 16.17km 高度 345~649m
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深大寺周辺 移動距離 5.62km(自転車利用) 高度 34~50m
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↑ 深大寺周辺では最近確認しておらず、なにげに今年初見のイカル。
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↑ ベニマシコがまだ残っていて、よくさえずっていた。
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↑ 新芽を夢中でほおばるウソ。
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↑ ゴジュウカラとキバシリもそれぞれ1羽ずつ確認できた。
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↑ ヒガラやコガラの群れもちょくちょく出没。
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↑ なぜか腹のあたりがうっすらと赤いハクセキレイが。原因をいま調査中。
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↑ 十数頭の猿の群れも。
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↑ ツグミにしのびよる猫(このあとぶじに逃走)。夕方、武蔵野の森公園にて。
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↑ 斜面に家が建ち並ぶ日原の集落。
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↑ 朝7時過ぎ、日原鍾乳洞の入口にて。まだ営業時間外。
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↑ 日原トンネル付近から日原川上流を望む。いかにも猛禽が出そうでわくわくしてくる。
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↑ 深大寺参道の向かいに本日オープンしただるチャンプロデュースのお店。
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↑ だるま関連の品が100アイテム以上並ぶ。手前はかわせみだるま。
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↑ 貴山御大将みずから描いたというだるま戯画。うますぎてビビった。
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↑ くちばしの下が赤いメスはSOLD OUTで、いまはオスばかりとのこと。

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