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梅雨の谷間で、早朝から気持ちのよい空が広がっていた。ただしこの時期、容赦なく暑いのは言うまでもない。

午前中、都心で用事を済ますついでに足を伸ばしたのは、いずれも荒川沿いにある都立浮間公園(北区)と、そこからさらに6キロほど上流に位置する秋ヶ瀬公園(さいたま市)だ。

正午前に30度近くまで気温の上がった浮間公園では、夏の定番ササゴイを少なくとも5~6羽ほど観察できた。うち幼鳥が半数ほどだろうか。池の対岸に広がるバードサンクチュアリの森をモグラたたきのモグラのようにあちこち出たり入ったりしているので、正確に何羽いるのかカウントするのが難しい。このササゴイのほかは、カルガモやバンの親子たちが涼しそうに池を泳いでいた。

一方、秋ヶ瀬公園では至るところバーベキューやレジャー客が多くて賑やかなのはいいのだけれど、肝心の野鳥たちはどこに隠れてしまったのか鳥影はとことん薄かった。あわよくばフクロウ、いやカッコウかツツドリをひと目見るだけでもと目標を立てていたのだが、森の奥の奥までさまよった挙句、ものの見事に全敗。地元の方に聞くと、フクロウは二週間ほど前に巣立ってこの時期はほとんど所在不明とのことだった。この公園では、かすかに林の奥から聞こえてくるキビタキしゃんの声を聞けたことが数少ない収穫だったろうか。

リベンジを誓って17時すぎに撤収したのだが、帰宅後、からから状態の喉にぐびぐび流しこんでいくビールがまた格別だった。んで、軽く酔っ払いながら本日の鳥果をまとめておくと次のとおり。

カルガモ、カイツブリ、キジバト、ドバト、ササゴイ(今年初見)、バン、カワセミさま(鳴き声)、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ(鳴き声)、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ(鳴き声)、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 以上23種(2015TOTAL139種)

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↑ 対岸の営巣地へと戻るササゴイ。待っていると、ごくたまに近くに飛んできてくれた。
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↑ 飛んできた幼鳥(左)に驚いたのか成鳥が逃げていった。
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↑ この池のカルガモの雛はまだ幼い様子。
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↑ 池中央の浮島にはバン親子とカメの姿が。
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↑ 浮間公園にて。へらぶなだろうか、釣り人もたくさんいらっしゃる。
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↑ ちょっと距離がありすぎるのが難点。
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↑ 秋ヶ瀬公園の野鳥観察園ではホオジロやエナガちゃんを見かける。
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15時前から軽く二時間ほどお散歩。いまにも泣き出しそうな重い空だったが、なんとか夕方までもってくれた。

ルートはいつもどおり野川沿いを御塔坂橋から北上して野川公園、さらに武蔵野公園まで。あとは多磨霊園の浅間山と、武蔵野の森公園といったところだ。距離にしてだいたい10キロくらいだろうか。

野川沿い、長谷川病院の手前あたりで遠くの鉄塔にオオタカがとまっているのが豆粒のように見えた(下記写真)。さらに上流、自然観察園の森の奥からは、同じくオオタカが鳴いているのが聞こえてくる。やや頼りない鳴き方から幼鳥だろうと推測したのだが、付近を五羽ほどのカラスが飛び交っていた。おそらくカラスからプレッシャーを受けて警戒していたのだろう。木立から出てくるのをしばらく待ったのだけれど、残念ながら姿を見せずに森の奥へと飛んでしまった。

その西側、武蔵野の森公園ではバンの幼鳥がだいぶ成長。あとオオヨシキリが葦の茂みでギョシギョシとさえずっていた。隣接する調布飛行場の滑走路をコチドリ二羽が飛び、その上空をヒバリがさえずりながらホバリングしているのも見慣れた光景だ。

多磨霊園ではオナガとシジュウカラの群れを少し見かけたくらいで、そのほか鳥の気配はほとんどなし。南西に位置する浅間山にも気配はなく、ただじとじとした湿気がこもり、生命が絶えたような静寂に包まれていた。執拗に寄ってくるのは大量の蚊だけで、刺されまくる前に帰路につく。

カワセミさまは野川沿いで三羽ほど見かけて、帰り際にはさらに幼鳥一羽のお姿も。漁のお手並みを拝見したかったのだが、一度も飛びこむことなく上流へと去ってしまわれた。

夕焼けの空がきれいで、今日見かけた野鳥をまとめると次のとおりでした。

カルガモ、キジバト、ドバト、アオサギ、バン、コチドリ、オオタカ、カワセミさま、コゲラ(鳴き声)、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、オオヨシキリ、セッカ(鳴き声)、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ワカケホンセイインコ 以上23種(2015TOTAL138種)

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↑ 17時ごろ多磨霊園にてオナガの群れを。
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↑ カルガモの幼鳥たちもだいぶ成鳥していた。
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↑ これはバンの若鳥。武蔵野の森公園にて。
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↑ オオヨシキリは出てきてくれたが、セッカは鳴くだけで姿を見せてくれない。
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↑ オオタカが遠くの鉄塔にとまっていた。その上空を通過したのはツバメだろうか。
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↑ 御塔坂橋のあたりから上流を望む。
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↑ 多磨霊園の浅間山にて。出たのは蚊ばかり……。
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