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新選組一番隊長・沖田総司を主人公にした小説は意外と珍しいのではないか。労咳で早世した天才剣士という子母澤寛以来のイメージをそのまま踏襲していて斬新さはないが、姉やほかの隊士と交わす会話など、作者の筆力が「あ、このエピソードは現実っぽいな」と感じさせるリアリティを生み出していて楽しめる。

個人的には、刀や骨董好きの斎藤一とともに京・河原町に潜伏する古高俊太郎を発見するくだりを特に評価したい。いかにも自然な流れでディティールも細かくGood! 一方、池田屋の変など闘争シーンはあっさりしすぎかも。あと、今戸ではなく千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で亡くなった設定だったけど、この説が有力なんだっけ?

下は沖田ゆかりの地で、年初に足を運んだ試衛館道場跡。ここで近藤勇や土方歳三、永倉新八らと切磋琢磨してたんだねえ。「兵どもが夢の跡」というけど、跡形もなさすぎる。

試衛館跡2試衛館跡
試衛館跡3
↑一枚目の写真、車のすぐ後ろに碑が立つ。三枚目では左手の区画です。東京都新宿区市谷柳町25

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