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調布から電車とバスを乗り継いで3時間半、標高1200メートル付近に位置する群馬・草津温泉へ。今回は温泉三昧の旅でそれこそ湯あたりするほど浸かりまくったのだが、多忙な湯めぐりの間にも目を向けてしまうのが野鳥である。

湯畑のある中心街から徒歩約10分、煙がもうもうと上がる西の河原(さいのかわら)ではカヤクグリ二羽が草の種子のようなものをついばんでいた。これまで遭遇する機会は少なく、奥多摩湖のほとりで昨年9月に見て以来。ひょんなところで思わぬ鳥に出くわすものだ。

ちなみにこの鳥は「茅潜り」や「茅潜過」とも書き、意外なことに季語は夏。奥多摩では冬鳥として飛来するので、勝手に冬のイメージを抱いていた。夏の情景だろうが、『俳句の鳥』(創元社)に掲載されていた次の句が印象深い。

かやくぐり雪渓雲の影に入る 水谷晴光

西の河原一帯でほかに見かけたのは、コガラにシジュウカラ、ヒヨドリ、カラス、ハクセキレイ、セグロセキレイ。観光客の多い温泉地という環境もあってか、周囲全体に鳥影が少ない印象だった。しかも高温、強酸性の湯なので流域では魚が生息しにくく、特に魚食系の野鳥(たとえばミサゴやカワセミさまなど)もいないのではなかろうか。

旅館や土産物屋が並ぶ温泉街には人懐こいハクセキレイがいて、店のおばちゃんが千切っては投げてくれる温泉まんじゅうをほおばっていた。温泉街周辺でそのほか見かけたのはスズメとドバトくらいで、郊外の林ではコゲラの鳴き声を一声だけ聞く。

時間をかけて粘ったわけではなく数も少ないが、草津温泉で今回観察できた野鳥は次のとおり。

カヤクグリ、ドバト、コゲラ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ

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↑ 11時ごろ西の河原にて。セグロセキレイの向こうにカヤクグリが二羽。
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↑ 西の河原はこんな感じ。奥に日本最大といわれる露天風呂があるのだが、あいにく改装中で入ることができなかった。
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↑ 同じく西の河原にてヒヨドリがナナカマドの実を食べていた。
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↑ 丸々として人懐こいハクセキレイは、おばちゃんにもらった温泉まんじゅうをついばんでいた。
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↑ ここ草津を訪れるのは約8年ぶりだろうか。湯畑のまわりには新しい温泉施設が建ち、湯もみを実演する施設も来春オープンに向けて建設中だった。
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↑ 湯につかったかは定かではないが、ここでもハクセキレイを一羽見かけた。
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↑ 草津を訪れた有名人のなかには幕末の志士・清河八郎の名も。あまり目立たないけど、わたしのような幕末マニアにはたまらない。
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↑ 日陰で凍結した光泉寺の石段。このあたりで犠牲者が発見される推理小説があったような気がする。
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↑ 温泉街から石段と坂道を登ったところにある白根神社。周囲には鳥影なし。
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