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ひと月前、大雪の日に訪れた天目山(山梨県甲州市)のあたりを再訪してみると、あのぶ厚い雪がすっかり消え、鳥たちもさっぱりいなくなっていた。ルリビタキやシロハラ、群れで飛び交っていたマヒワは一体どこに行ってしまったのやら。

道すがら確認できたのは、主にいつものカラ類で、冬鳥といえばジョウビタキとツグミがたった1羽ずつ。それに十数羽のカシラダカの群れ。このところのあたたかさを反映してか、そのうちの数羽は真っ黒な夏羽になっていた。

また、渓流ではミソサザイがさえずり、シジュウカラたちもどこか春めいた声に変わってきた。狙っていたヤマドリとレンジャク、キバシリ、クロジあたりは発見できず、木陰にちらっと見えたゴジュウカラが今年130種めのメモリアル・バード。

本日確認できた野鳥
コゲラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガちゃん、ゴジュウカラ(今年初見)、ミソサザイ(鳴き声)、ムクドリ、カワガラス、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ(鳴き声)、ホオジロ、カシラダカ、ドバト 以上17種(2020TOTAL130種)

天目山、竜門峡周辺 徒歩11.46km 高度960~1460m
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↑ 10時すぎに見かけたツグミ。結局この1羽が本日最初で最後のツグミだった。
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↑ 枝の向こうに今年初見、ゴジュウカラの影。すぐに見失う。
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↑ ホオジロはところどころで鳴き声を聞いた。
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↑ 標高1000m付近、あの大雪がひと月で跡形もなく消えてしまった。
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↑ 標高1400m付近、落ち葉を踏みしめて歩く。鳥がすくなかったし、鹿などもみかけなかった。
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↑ 渓流ではミソサザイの明るいさえずりを聞いた。
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早朝、降りしきる雨をみて一瞬ひるんだが出かけることにした。山間は雪の予報が出ていて、なにか面白い景色や鳥がみられるかもしれない、と考えたからだ。

まず列車を使って向かった先は山梨県甲州市。西にくだって相模湖を越えたあたりから本降りの雪になり、下車したときには一面の雪景色となる。待合室で暖をとっていた地元のおばあちゃんによると、2か月前の降雪以来、まとまった雪が降るのは今シーズン2回目とのこと。「上のほうはもっと積もっとるでよ」と言われ、その上のほうを目指すことにした。

そして、全身積もられながら歩くこと5時間半。15時半に帰ってくるまで雪はとうとうやむことがなく、往復14kmあまり雪中行軍してひとっ子ひとり行き交うこともなかった。

今日もっとも驚いたのは、雪と相性のいい鳥なのか、ヤマドリが3回も目の前を飛んだことだ。そのうち2回は、わたしの頭上のヤドリギの実を食べていたようで、気づかずに近づいて飛ばしてしまった。3羽なのでサッカーならハットトリック、といいたいところだが、指がかじかんで動かないし、けっきょく1枚も写真は撮れていない。

ヤマドリはいつもどおりミスったけれど、そのほか今年初見のマヒワとコガラ、ヒガラ、そしてオオアカゲラも見られて、たいへん寒くてきびしい雪中行軍もなんとか報われた思いだ。

本日確認できた野鳥
ヤマドリ(今年初見)、コゲラ、オオアカゲラ(今年初見)、ハシブトガラス、コガラ(今年初見)、ヤマガラ、ヒガラ(今年初見)、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガちゃん(鳴き声)、カワガラス、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ(今年初見)、ホオジロ、ワカケホンセイインコ(鳴き声)、ガビチョウ 以上20種(2020TOTAL104種) ※ワカケホンセイインコは早朝、調布で確認

天目山周辺 徒歩14.22km 高度974~1456m
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↑ ハンノキに集まって採食するマヒワ。
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↑ マヒワ数百羽の群舞を2か所で見かけた。望遠レンズで撮った、その群れのおしりの数羽。
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↑ コガラなどのカラ類もたまに。
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↑ ユキホオジロなんちゃって。
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↑ 延べ6羽ほどのルリビタキを見かける。
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↑ この子はメスかな。
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↑ この木の実をめぐってジョウビタキのメスと競り合っていた。陣取り合戦はルリビタキの勝利。
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↑ ルリビタキを追い払うようにシロハラがくる。
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↑ 大雪のなか、鳥たちもがんばっている様子。
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↑ 帰路、標高1,300m付近でオオアカゲラを確認。
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↑ 静かで神秘的だが、ガチガチに寒い。
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↑ 本日の最高所、標高1,456mにて。鳥の気配はなかった。
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↑ 最高地点で雪に吹きさらされながら本日のランチ。
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↑ 2羽目のヤマドリがとまっていたヤドリギ。カメラを構える間もなく、ばさばさと目の前を横切っていった。
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↑ 渓流をカワガラスが行き来していた。
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