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ここ数日、調布周辺の平地のところどころでもジョウビタキとアオジの声を聞くようになった。季節が進むのを鳥の声で実感する。

そんな今日は、先週の笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)に続き、同じ山梨県大月市にありながらもう少し東にある雁ヶ腹摺山に登った。笹子雁ヶ腹摺山に比べて500mほど高い標高1,874m。とはいえ、登山口のある大峠(標高1,560m)までは舗装された県道が続いているので、実際に登ったのは正味50分ほどだ。

朝、大峠まで移動する途中で雨に降られたりガスに覆われたりして一時はどうなることかと思ったが、天気はすぐに回復。車を降りて登山口から山頂まで、さいわい快適な登山路だった。

山頂に着いたのは11時半で、雲海と富士山を眺めつつしばらく休憩して下山する。

かつて五百円札に印刷されていた富士山はこの山頂で撮られたもので、雄大なその眺望もさることながら、ベニマシコとルリビタキを道すがら確認できたのもよかった。それぞれ1羽でしかもほんの数秒ずつだったが、とにもかくにも今シーズン初認である。

山域の樹々はもうだいぶ葉を落としていて鳥影もそう多くなかったものの、このほかカラ類の小群やキクイタダキを見た。ツグミの声が聞こえたり、ところどころで鳴いていたウソの姿は確認できず、また明日以降の楽しみに。

山を下りたその帰路、桂川の渓谷にかかる猿橋(大月市)や、相模湖(神奈川県相模原市)のあたりに寄り道してパトロール終了。調布の街には19時すぎに着いた。

本日確認できた野鳥
トビ、コゲラ(鳴き声)、アオゲラ(鳴き声)、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ(鳴き声)、シジュウカラ(鳴き声)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、ゴジュウカラ(鳴き声)、ツグミ(鳴き声)、ルリビタキ、ジョウビタキ(鳴き声)、スズメ、ベニマシコ、ウソ(鳴き声)、ホオジロ、アオジ(鳴き声)、コジュケイ(鳴き声)、ドバト、ガビチョウ 以上25種(2019TOTAL181種)

調布~談合坂SA~大峠(1,560m)~雁ヶ腹摺山(1,874m)~猿橋~鳥沢~相模湖周辺~調布 車、徒歩175.4m 高度18~1874m
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↑ お食事中(1枚目と同じ個体)。白いアイリングがはっきりしていて、脇の黄色が淡い印象なのでふつうにメスだろうと推測。
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↑ コガラなどのカラ類の気配がぽつぽつと。撮れなかったが、キクイタダキも交ざっていた。
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↑ 登山口でピッポ、ピッポと鳴いていたベニマシコ。
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↑ 帰路、ついでに相模湖を通りかかった際にカケスを見かける。ここにもルリビタキがいたが撮りのがした。
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↑ 10時前後に通りかかった標高1,000~1,300m付近では雨が降った。
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↑ それ以降は晴れて、紅葉の残ったところも。
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↑ 雁ヶ腹摺山に登る起点となる大峠で。奥に富士山が見える。
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↑ 登山口に立つ案内。山名の由来と、五百円札の富士山の撮影地になったことが記されている。
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↑ 今朝の登山路。鳥はそれほど多くなかったが楽しめた。
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↑ このすすき原を登ると、もうすぐ頂上というところ。
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↑ 11時半ごろ、山頂に着く。目的の雁が腹を摺するシーンは見れなかったが、景観がみごと。
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↑ 五百円札の富士山はこんな感じだったっけ?
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↑ 下山して帰路に寄った「甲斐の猿橋」。山口県岩国市の錦帯橋などと並び、「日本三大奇橋」に数えられている。しかし、あっという間に渡れる。
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↑ 夕方、鳥沢から山間の道を通って相模湖方面へ。
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笹子駅(山梨県大月市)を8時に出発し、秋晴れのもと、笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)に登る。

先日、山専門の某先輩から教えてもらった山梨百名山のひとつで、この妙な名称は「雁が腹をこするほど間近を飛ぶ」ことに由来しているそうだ(説明せずとも名称のまんま)。さらに、山梨のこの南大菩薩周辺には「雁ヶ腹摺山」を名乗る山が計三つ四つもあって、かつて五百円札の裏に印刷されていた富士山もそのどこかで撮影した写真が元となったらしい。

果たして、これらの山々でいまも雁は腹を摺っているのかどうか。渡っていく途中のそんなシーンを実際に見るのはハードルが高そうだが、鳥道を想像しながら登るだけでも楽しいだろう。

今朝登った雁ヶ腹摺山は標高1,357m。有名な三つの雁ヶ腹摺山のなかでは最も低く、笹子駅から30分ほど歩いた登山口から頂上までおよそ90分で登ることができた。

途中、目を皿のようにして登ったが、空に雁の姿はなく、雁が腹をこすったと思われる形跡も見つからなかった。また、頂上は猫のひたいほどのスペースしかなく、冬枯れの樹々に囲まれていて絶景とはいえなかった。

期待した収穫はなかったものの、とにもかくにもひとつめの雁ヶ腹摺山を制覇。雁が腹を摺するのを楽しみに、ほかの雁ヶ腹摺山もそのうち登りたいなと。

上写真は、甲州街道沿い、登山口の手前にいたジョウビタキ。ここ2、3日は調布周辺の田畑や住宅街で鳴き声を聞くばかりで、今シーズンようやくその姿を見ることができた。オスメス1羽ずつ姿を見て、ほかにもところどころで声を聞く。また、そばを流れる笹子川の渓流にはカワガラスも。

一方、雁ヶ腹摺山の登山道は、紅葉に目を奪われるばかりで鳥影は薄かった。そのなかで標高1,200m付近で見かけたアオジ複数羽、ゴジュウカラやヒガラ、ヤマガラがたまに出てきたことが記憶に残る。

登頂後、となりの米沢山を目指して縦走しようかな、と考えたが、道筋を間違えて甲斐大和駅方面に下山することに。おかげさまで(?)13時半には近くの道の駅に着き、あとは駅からのんびり列車を使って帰ってきた。

本日確認できた野鳥
キジバト、コゲラ、アオゲラ(鳴き声)、モズ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん(鳴き声)、メジロ(鳴き声)、ゴジュウカラ(鳴き声)、カワガラス、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、ホオジロ、アオジ、ドバト 以上23種(2019TOTAL181種)

笹子駅~笹子雁ヶ腹摺山~道の駅 甲斐大和~甲斐大和駅 徒歩10.43km 高度587~1357m
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↑ 登山道の手前、笹子川の渓流にいたカワガラス。
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↑ 笹子駅からは甲州街道をたどって登山口を目指す。ジョウビタキがところどころで鳴き、イカルの群れが上空を通過していった。
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↑ 甲州街道から脇にそれ、なかなか見つけにくいところにあった登山口。
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↑ 鳥は少なかったが紅葉を楽しめた。
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↑ 最後の急坂を経て9時半、山頂に着く。木に囲まれ、雁は腹をこすりそうにない。
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↑ 正面にうっすらと見えるのは富士山。樹々が邪魔するし、五百円札の眺望ではなさそうだ。
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↑ しばらく待つと、雲が途切れて山頂付近が見えた。
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↑ 下山中、なにかの鳥の食痕。現在、調べ中。
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↑ すべり台のように急な坂道をおりきって、13時すぎ、平坦な林道に出る。下山中、集落に出るまで誰にも会わなかった。
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↑ 道の駅 甲斐大和にて。このまわりにもジョウビタキがいた。
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