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早朝、降りしきる雨をみて一瞬ひるんだが出かけることにした。山間は雪の予報が出ていて、なにか面白い景色や鳥がみられるかもしれない、と考えたからだ。

まず列車を使って向かった先は山梨県甲州市。西にくだって相模湖を越えたあたりから本降りの雪になり、下車したときには一面の雪景色となる。待合室で暖をとっていた地元のおばあちゃんによると、2か月前の降雪以来、まとまった雪が降るのは今シーズン2回目とのこと。「上のほうはもっと積もっとるでよ」と言われ、その上のほうを目指すことにした。

そして、全身積もられながら歩くこと5時間半。15時半に帰ってくるまで雪はとうとうやむことがなく、往復14kmあまり雪中行軍してひとっ子ひとり行き交うこともなかった。

今日もっとも驚いたのは、雪と相性のいい鳥なのか、ヤマドリが3回も目の前を飛んだことだ。そのうち2回は、わたしの頭上のヤドリギの実を食べていたようで、気づかずに近づいて飛ばしてしまった。3羽なのでサッカーならハットトリック、といいたいところだが、指がかじかんで動かないし、けっきょく1枚も写真は撮れていない。

ヤマドリはいつもどおりミスったけれど、そのほか今年初見のマヒワとコガラ、ヒガラ、そしてオオアカゲラも見られて、たいへん寒くてきびしい雪中行軍もなんとか報われた思いだ。

本日確認できた野鳥
ヤマドリ(今年初見)、コゲラ、オオアカゲラ(今年初見)、ハシブトガラス、コガラ(今年初見)、ヤマガラ、ヒガラ(今年初見)、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガちゃん(鳴き声)、カワガラス、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ(今年初見)、ホオジロ、ワカケホンセイインコ(鳴き声)、ガビチョウ 以上20種(2020TOTAL102種) ※ワカケホンセイインコは早朝、調布で確認

天目山周辺 徒歩14.22km 高度974~1456m
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↑ ハンノキに集まって採食するマヒワ。
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↑ マヒワ数百羽の群舞を2か所で見かけた。望遠レンズで撮った、その群れのおしりの数羽。
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↑ コガラなどのカラ類もたまに。
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↑ ユキホオジロなんちゃって。
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↑ 延べ6羽ほどのルリビタキを見かける。
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↑ この子はメスかな。
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↑ この木の実をめぐってジョウビタキのメスと競り合っていた。陣取り合戦はルリビタキの勝利。
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↑ ルリビタキを追い払うようにシロハラがくる。
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↑ 大雪のなか、鳥たちもがんばっている様子。
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↑ 帰路、標高1,300m付近でオオアカゲラを確認。
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↑ 静かで神秘的だが、ガチガチに寒い。
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↑ 本日の最高所、標高1,456mにて。鳥の気配はなかった。
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↑ 最高地点で雪に吹きさらされながら本日のランチ。
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↑ 2羽目のヤマドリがとまっていたヤドリギ。カメラを構える間もなく、ばさばさと目の前を横切っていった。
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↑ 渓流をカワガラスが行き来していた。
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ここ数日、調布周辺の平地のところどころでもジョウビタキとアオジの声を聞くようになった。季節が進むのを鳥の声で実感する。

そんな今日は、先週の笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)に続き、同じ山梨県大月市にありながらもう少し東にある雁ヶ腹摺山に登った。笹子雁ヶ腹摺山に比べて500mほど高い標高1,874m。とはいえ、登山口のある大峠(標高1,560m)までは舗装された県道が続いているので、実際に登ったのは正味50分ほどだ。

朝、大峠まで移動する途中で雨に降られたりガスに覆われたりして一時はどうなることかと思ったが、天気はすぐに回復。車を降りて登山口から山頂まで、さいわい快適な登山路だった。

山頂に着いたのは11時半で、雲海と富士山を眺めつつしばらく休憩して下山する。

かつて五百円札に印刷されていた富士山はこの山頂で撮られたもので、雄大なその眺望もさることながら、ベニマシコとルリビタキを道すがら確認できたのもよかった。それぞれ1羽でしかもほんの数秒ずつだったが、とにもかくにも今シーズン初認である。

山域の樹々はもうだいぶ葉を落としていて鳥影もそう多くなかったものの、このほかカラ類の小群やキクイタダキを見た。ツグミの声が聞こえたり、ところどころで鳴いていたウソの姿は確認できず、また明日以降の楽しみに。

山を下りたその帰路、桂川の渓谷にかかる猿橋(大月市)や、相模湖(神奈川県相模原市)のあたりに寄り道してパトロール終了。調布の街には19時すぎに着いた。

本日確認できた野鳥
トビ、コゲラ(鳴き声)、アオゲラ(鳴き声)、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ(鳴き声)、シジュウカラ(鳴き声)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、ゴジュウカラ(鳴き声)、ツグミ(鳴き声)、ルリビタキ、ジョウビタキ(鳴き声)、スズメ、ベニマシコ、ウソ(鳴き声)、ホオジロ、アオジ(鳴き声)、コジュケイ(鳴き声)、ドバト、ガビチョウ 以上25種(2019TOTAL181種)

調布~談合坂SA~大峠(1,560m)~雁ヶ腹摺山(1,874m)~猿橋~鳥沢~相模湖周辺~調布 車、徒歩175.4m 高度18~1874m
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↑ お食事中(1枚目と同じ個体)。白いアイリングがはっきりしていて、脇の黄色が淡い印象なのでふつうにメスだろうと推測。
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↑ コガラなどのカラ類の気配がぽつぽつと。撮れなかったが、キクイタダキも交ざっていた。
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↑ 登山口でピッポ、ピッポと鳴いていたベニマシコ。
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↑ 帰路、ついでに相模湖を通りかかった際にカケスを見かける。ここにもルリビタキがいたが撮りのがした。
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↑ 10時前後に通りかかった標高1,000~1,300m付近では雨が降った。
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↑ それ以降は晴れて、紅葉の残ったところも。
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↑ 雁ヶ腹摺山に登る起点となる大峠で。奥に富士山が見える。
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↑ 登山口に立つ案内。山名の由来と、五百円札の富士山の撮影地になったことが記されている。
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↑ 今朝の登山路。鳥はそれほど多くなかったが楽しめた。
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↑ このすすき原を登ると、もうすぐ頂上というところ。
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↑ 11時半ごろ、山頂に着く。目的の雁が腹を摺するシーンは見れなかったが、景観がみごと。
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↑ 五百円札の富士山はこんな感じだったっけ?
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↑ 下山して帰路に寄った「甲斐の猿橋」。山口県岩国市の錦帯橋などと並び、「日本三大奇橋」に数えられている。しかし、あっという間に渡れる。
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↑ 夕方、鳥沢から山間の道を通って相模湖方面へ。
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