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早めの時間帯に北上し、夕方、福島駅の近くにある信夫山(しのぶやま)を散歩。

標高275mの小高い丘のような山で、ふもとの鳥居をくぐって登っていくと、セミが鳴くほかは、しん、と静まり返ってひとの気配もなければ鳥もほとんど見かけない。蒸し蒸しした暑さのなか、うっとうしく寄ってくるのは蚊ばかりである。

しようがないので展望台で蚊をたたきながら市街を眺めていると、15時すぎにぱらぱらと雨が降った。それでいくらか涼しくなったのがよかったか、山中にある羽黒神社のあたりに出てきたのは、メジロとエナガちゃん数十羽の群れだ。

木から木へと抜けていくその群れに双眼鏡を向けていると、コゲラが2、3羽、それにムシクイのなにかが1羽交ざっているのが見えた。たぶんメボソムシクイかな、と思うけれど、鳴かなかったしよく分からない。

そのあと山をくだり、帰りもまた市内循環の100円バスで。福島駅東口で降りると、ものすごい数のムクドリが駅前の木々に集結していて、その声がうわんうわんとあたり一面に響いていた。

本日確認できた野鳥
キジバト(鳴き声)、コゲラ、アオゲラ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ(鳴き声)、ツバメ、ヒヨドリ、エナガちゃん、メジロ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、ドバト、ガビチョウ 以上17種(2019TOTAL172種)

福島駅〜信夫山周辺〜福島駅 市内循環バス、徒歩12.54km 高度55〜258m
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↑ ホオジロのたぶんご夫婦。
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↑ ガビチョウがここにもいた。
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↑ 山中の羽黒神社のあたりにいたムシクイ。
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↑ ふもとの鳥居。和歌にも登場する名山で、昔から山岳信仰で栄えてきた。山中には寺社や展望台がいくつもあって、参道も入り組んでいる。
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↑ 第二展望台からの眺め。中央にあるのは福島競馬場で、その奥には阿武隈川が流れている。
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↑ 山頂にある羽黒神社と、その境内に奉納されている「日本一の大わらじ」。長さ12m、重さ2tというサイズで、夏のわらじ祭りの際は山から担ぎ下ろされて市街地を練り歩く。
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↑ 福島駅前をムクドリの大群が飛ぶ。圧巻の数で、これでもまだごく一部。
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真っ暗な5時半に出発し、30分ほど車を走らせてマガンの飛び立ちを見に行った。途中コンビニに寄って数分遅れたのが失敗だったか、小友沼(能代市)に着いたときには、すでに大群がさんざめきながらまだ暗い空を舞っていた。

そして、白々と夜が明けていくなか、残っていた群れも順々に飛翔。なかにはハクガンも交ざっていた。6時50分、最後に飛び立ったのはコハクチョウ数羽のグループで、小さくなっていくその群れを見送って宿に戻る。

もうひと眠りしたいところだったが、温泉とあたたかい朝食で気力体力をシャキッとさせ、ふたたび八郎潟をパトロールしたあと新幹線で秋田を出た。

途中、大潟村のホームページに掲載してあった野鳥観測ステーションに寄ってみると、遠くの水辺にダイサギがいるだけで鳥の気配はほとんどなかった。観察舎のそばに葦原が広がっていて、たとえばチュウヒやサンカノゴイがいそうな雰囲気ではあったのだが。

八郎潟の南部、干拓工事で埋め立てられずに残っている残存湖では、カンムリカイツブリの群れのほかハジロカイツブリも3羽ほど見かけた。

本日確認できた野鳥
マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ヒシクイ、ハクガン(今年初見)、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ(鳴き声)、ウグイス(鳴き声)、メジロ(鳴き声)、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ベニマシコ(鳴き声)、ホオジロ、ドバト、コハクチョウ 、オオハクチョウ 以上31種(2018TOTAL171種)

砂丘温泉~小友沼~八郎潟~巨大なまはげ立像~秋田駅 車121.6km 高度-5~53m
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↑ 6時すぎ、小友沼にて。
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↑ 南の方角、八郎潟のほうに飛んでいく群れが多かった印象。
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↑ 今朝、最後に飛び立ったのはコハクチョウだった。
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↑ 日中、田んぼにいたヒシクイやオオハクチョウ、マガン。
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↑ ハクガンの群れも。
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↑ 八郎潟の一角、南の池公園で見かけたコガモの群れ。
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↑ 西承水路ではカモの大群のなかにハシビロガモとオナガガモが交ざっていた。
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↑ 大潟村役場の近くにある野鳥観測ステーション。
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↑ 八郎潟の南部、埋め立てられずに残った残存湖。
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↑ 岸辺近くにいたのはハジロカイツブリ。
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↑ 南下中、道の駅併設の温泉でふたたび休憩。秋田は温泉も多くてすばらしい。
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↑ 秋田駅にて。数年前と比べて、秋田犬のオブジェやみやげ品が明らかに増えた。
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