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早朝、八王子市内にある小宮公園を初パトロール。これまでなぜか縁の薄いキジを狙ったのだが、ジンクスの壁に弾き返され、よく出没すると聞くここでも鳥果なしだった……。

そのあと近くの浅川河川敷まで移動し、大和田橋のまわりで今シーズン初見のイワツバメを撮っていると、弟より祖母没の知らせが届いた。それで急きょ、これから通夜や葬式のため九州に帰省するところである。もちろん寂しいのだけれど、卒寿(90歳)越えの大往生で、桜が咲いてツバメが飛来するいい季節に逝ったように思う。

こうして野鳥を見たりブログを書いたりしていると、観察した場所や季節の思い出がそれぞれの鳥と重なってくる。これから毎年ツバメたちが渡ってくるシーズンを迎えるたび、優しかった祖母のことを思い出したい。合掌。

そのほか浅川の河川敷で確認できたのは、盛んに鳴き交わすカワセミさまや、ジョウビタキ、オナガなど。カワセミさまは恋の季節を迎え、ジョウビタキはそろそろ旅支度を始めているのではなかろうか。

小宮公園の雑木林では、カシラダカや久しぶりのアオゲラを。公園入口近くにある弁天池では、カルガモとコガモの一団が気持ちよさそうに浮いていた。

本日確認できた野鳥
カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、ダイサギ、コサギ、トビ、カワセミさま、コゲラ、アオゲラ、オナガ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、イワツバメ(今年初見)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、コジュケイ(鳴き声)、ドバト、ガビチョウ 以上31種(2016TOTAL96種)

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↑ 動きが速く不規則で、なかなか双眼鏡やレンズに入ってくれない。
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↑ 小宮公園の林では、ガビチョウやコジュケイがよくさえずっていた。
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↑ さらにお久しぶりのアオゲラ。
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↑ 春の日差しのなかでカワラヒワやカシラダカも気持ち良さそうに羽を休めていた。
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↑ 小宮公園から徒歩5分ほど、浅川の流れを望む。飛んでいるのは飛行機ではなくドバトです。
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↑ キジといえばここだと期待したが、今日も出会えず……。
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↑ 弁財天の池にはコガモとカルガモの群れ。
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↑ 小宮公園の奥にある丘には桜が咲いていた。
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今朝は東京スカイツリーを右手に望みつつ荒川をわたって北上。埼玉、東京を流れて東京湾に注ぐ一級河川、中川の土手沿いをためしにパトロールしてみた。

埼玉東部を中心として局地的に生息するというシラコバトが主なターゲットで、YouTubeで調べた鳴き声と「このあたりに出没しそうだ」という直感だけが手掛かりだ。果たして神社の境内でえさをついばんでいるのか、農耕地や公園で群れているのか、それとも樹木や電線にとまっているのか、行動範囲が広くて的を絞りづらいだけにひたすら双眼鏡を覗きまくるしかない。

そして、奮闘むなしく3時間あまり歩いて見つけたハトは、いつも見慣れたドバト少々にキジバトのみ。ハト探しにもだんだん飽きてきて、田んぼの鉄塔にとまったチョウゲンボウ夫妻を土手に座って眺めていると、14時21分、そのうち一羽が河川敷にすいーっと滑空してきて威嚇攻撃したのがそのシラコバトだった。なんたる偶然。

チョウゲンボウに襲われたその一羽はさいわい逃げおおせたので、移動せずにそこで待っていると3、4羽が16時すぎに再び姿を見せてくれた。首に黒い帯があるのが特徴で、埼玉県のマスコットキャラ「コバトン」のモチーフにもなっている人気者である。

そのほか確認できた野鳥は、たくさんのコガモにイソシギ、今年初見のコチドリなど32種。連休最終日に、おかげで充実した時間を過ごすことができた。ありがとうシラコバト、ありがとうチョウゲンボウ。



本日確認できた野鳥
カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、シラコバト(今年初見)、カワウ、コチドリ(今年初見)、イソシギ、トビ、カワセミさま、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ(鳴き声)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、ドバト 以上32種(2016TOTAL95種)

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↑ 左上のシルエットはチョウゲンボウ。襲われたりもするようだが、接近を恐れている様子でもない。
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↑ 野鳥図鑑をみると、キジバトのほうがひとまわりサイズが大きいようだ。
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↑ チョウゲンボウ夫妻が田んぼの鉄塔にとまった。
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↑ そのあと工場の屋根で交尾。
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↑ 天然記念物のシラコバトを追いかけたA級戦犯。
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↑ シメも5羽ほど確認できた。
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↑ 今日はカルガモよりコガモのほうを頻繁に見かけた。
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↑ シロハラとアカハラの縄張り争いはシロハラに軍配。
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↑ 手前と奥に今年初見のコチドリ。
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↑ 川に飛び込んだあと着陸寸前のカワセミさま。
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