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早朝から昼にかけて八王子城跡、多摩森林科学園まで様子見に行ってきた。

八王子城跡では、御主殿跡にかかる曳橋(ひきはし)の架け替え工事もついに終わり、歩道やそれに沿った川、広場もきれいに整備されていた。杉林の奥のほうまで歩きやすくなった反面、やや野趣が薄れてしまった印象を受けたのはわたしだけだろうか。

さて夏鳥はといえばキビタキとヤブサメ、オオルリは八王子城跡のあちこちでさえずっていたけれど、コサメビタキやサンコウチョウ、センダイムシクイは確認できなかった。数回聞こえたクロツグミっぽい鳴き声は、あやしいのでノーカウント。

そして、八王子城跡から高尾駅方面へ約3.5キロ。多摩森林科学園は年間パスポート(1200円)を所持しているし、いつも気軽に入園している。

ここでの悲願であるヤマドリを見つけようと広大な園内アップダウンを繰り返し攻めたが、今朝もとうとう発見できなかった。というか、ここは当たりはずれがはっきりしていて、今日は鳥自体が少なかった気がする。第一樹木園でキビタキ1羽をなんとか確認したくらいで、期待したツツドリとホトトギスももうちょい後のようだ。

一方、園内に入る手前の木立ではイカルの群れを、近くを流れる南浅川ではイワツバメやセグロセキレイをそれぞれ確認。セグロセキレイは2羽のひなに給餌している最中だった。

本日確認できた野鳥
カルガモ、コガモ、キジバト、コゲラ、アオゲラ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、ヤブサメ(鳴き声)、エナガ(鳴き声)、メジロ、ムクドリ、ツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ(鳴き声)、コジュケイ(鳴き声)、ドバト、ワカケホンセイインコ、ガビチョウ(鳴き声) 以上32種(2016TOTAL120種)

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↑ 多摩森林科学園にてキビタキしゃん。
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↑ 森林科学園の野鳥リーフレットによると、このあたりではイカルは留鳥のようだ。
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↑ 葉についた青虫をつかまえたシジュウカラ。
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↑ ツバメやイワツバメも増えてきて夏って感じ。
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↑ ひなに食事をあたえるセグロセキレイ。左のひなは順番待ち。
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↑ 食べてるのはヤゴかな?
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↑ 早朝7時半、八王子城跡にて。
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↑ 多摩森林科学園の奥から市街地方面を望む。
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風の強烈な午後で、葛西臨海公園の突堤のほうに出ると80kgの体がふっ飛ばされそうなほどだった。海を隔てて500メートルほど離れた東の干潟を遠望すると、その奥のほうでコアジサシが何百羽、何千羽という単位で時折うねるように舞っていた。

強風にあおられてその大群や干潟のシギチドリがこちらに飛ばされてくるのではないかと粘ってみたが、そう期待どおりにはいかない。15時21分の干潮を過ぎると、風がますます強く冷たくなった気がしたので陸のほうに避難することに。

陸側にある鳥類園では、ゴールデンウィーク初日というのにひとも少なく、ウォッチングセンターや観察舎周辺でのんびり鳥を見ることができた。下の池(汽水池)のほうでアオアシシギやキアシシギ、チュウシャクシギを観察し、上の池(淡水池)には居残り組のハシビロガモやキンクロハジロなどがまだけっこう残っていた。

ウォッチングセンターの親切なスタッフさんに聞いて、鳴き声が最近確認されたというサンショウクイやコルリ、早朝夕方にたまに出没するというクイナを探してみたがこちらは空振りに終わってしまった。

本日確認できた野鳥
マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ(今年初見)、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロツラヘラサギ、ヘラサギ(今年初見)、オオバン、コチドリ、シロチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ(今年初見)、アオアシシギ、キアシシギ(今年初見)、イソシギ、ハマシギ、セグロカモメ、コアジサシ(今年初見)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ドバト 以上35種(2016TOTAL120種)

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↑ コアジサシの給餌。西なぎさ突堤にて。
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↑ 強風に乗ってコアジサシの大群が舞っていた。
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↑ 西なぎさにて今年初見のチュウシャクシギ。野鳥園のほうでも1羽見かけた。
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↑ チュウシャクシギの群れ。
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↑ はるか遠くの干潟(立入禁止エリア)にヘラサギとクロツラヘラサギがいるのが見えた。
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↑ 野鳥園の下の池にてオオソリハシシギ。手前の赤い個体は夏羽のオスのようだ。
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↑ コサギの群れが共同で追い込み漁(?)をしていた。下の池にて。
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↑ 下の池にある観察舎から。
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