2017.04.30
コジュケイ御来鳥 @多磨霊園 浅間山

いい天気だったので布団や登山靴をいっせいにベランダに干し、9時すぎから近所のパトロールに出た。連休中は九州に帰省するし、このあたりともしばらくお別れだ(といっても4、5日だけど)。
調布飛行場の北、武蔵野の森公園からはヒドリガモたちの姿が消え、修景池のほとりの葦原がぐいぐい丈を伸ばしていた。カルガモとバンの姿がいくらか見えるだけで、この時期の池はほとんど過疎状態といっていい。その横のほうにある泥がたまったところでは、ツバメたちが巣材運びのために数分おきに往き来していた。
キビタキは、野川公園の自然観察園のまわりと、多磨霊園にある浅間山の雑木林で1羽ずつ確認。浅間山ではセンダイムシクイもよく鳴いていたが、若葉がうっそうと茂ってちらっと視界をかすめただけだった。
センダイムシクイをあきらめて歩いていると、すぐ目の前を横切っていったのはコジュケイ2羽。この季節、浅間山のところどころでチョットコーイ、チョットコーイと鳴き声が響くようになって見つけやすくはなった。
カワセミさまは野川で1羽だけ。水遊びの子どもが増え、参拝するのが日中はなかなか難しくなってきた。
本日確認できた野鳥
カルガモ、シマアジ、コガモ、キジバト、バン、カワセミさま、コゲラ、アオゲラ(鳴き声)、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ(鳴き声)、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、センダイムシクイ、セッカ(鳴き声)、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、コジュケイ、ガビチョウ(鳴き声) 以上24種(2017TOTAL137種)
チャリパトロール14.46km 高度36~70m


↑ ツバメがせっせと巣材を運んでいた。武蔵野の森公園にて。

↑ ヒドリガモの群れは旅立ち、お留守番のカルガモがうたた寝。

↑ カイツブリは今日は見当たらなかったが、バンはご健在だった。

↑ 野川でコガモと行動をともにするシマアジ。妻帯したといううわささえある。

↑ ヒドリガモの去った修景池は閑散としてさびしい。

↑ いる、葉っぱのむこうに。

↑ 新緑がうっそうとしてきて、鳥は見つけにくくなってきた。

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2017.04.29
ミソサザイ御来鳥 @奥多摩 山のふるさと村

朝9時すぎに檜原都民の森の入口に到着。
標高1000メートル付近をスタート地点にして鞘口峠(さいぐちとうげ)、風張峠(かざっぱりとうげ)を越え、奥多摩湖畔へと高度を下げながら抜けていくコースをたどる。
期待していたほど夏鳥は多くなく、双眼鏡をかまえる機会も少なかったのだが、それでもオオルリやヤブサメ、今シーズン初見のキビタキがぽつぽつとその姿を見せてくれた。
鞘口峠の先、去年クロツグミを見かけたあたりに腰をおろして休憩していると、現れたのは2羽のキビタキ。時々さえずりながらお互いを意識しているふうである。南から渡ってきたばかりで、ちょうど陣取り合戦の最中なのだろう。クロツグミのほうは気配なし。
一方で、鞘口峠を越えた標高1200メートル地点では、居残り組のアカハラとツグミ3~4羽の影がちらついていた。もう初夏といっていい気候なのに、ずいぶんゆっくりと奥多摩滞在を満喫しているようだ。
峠を越えて奥多摩湖に近づくと、湖にそそぐ渓流沿いをミソサザイやカワガラスがさえずりながら行き来していた。大気が不安定なようで、14時ごろには通り雨にふられ、小さなお堂の軒下で雨宿りしながら早めに撤収。
本日確認できた野鳥
アオバト(鳴き声)、カワウ、トビ、コゲラ(鳴き声)、アオゲラ(鳴き声)、アカゲラ(鳴き声)、カケス、オナガ(鳴き声)、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、ヤブサメ(鳴き声)、ミソサザイ、ムクドリ、カワガラス、アカハラ、ツグミ、キビタキ(今年初見)、オオルリ、ドバト、ガビチョウ(鳴き声) 以上26種(2017TOTAL137種)
歩行距離10.21km 高度572~1252m


↑ 鞘口峠のあたりで、今年初見のキビタキしゃん。

↑ 奥多摩湖近くの渓流では、気持ちよさそうに沐浴している個体もあった。

↑ キビタキは4羽ほど確認できたが、オオルリはこの1羽だけだった。同じく湖近くの渓流にて。

↑ コガラやヒガラなどのカラ類はこのあたりの定番。

↑ 飛び立つカケスをぎりぎり捉えた。

↑ 9時すぎ、檜原都民の森の入口にて。

↑ 奥多摩湖へと注ぐ渓流には、ミソサザイやカワガラスがいた。

↑ 渓流沿いをくだっていると空模様があやしくなってきた。

↑ 雨があがって緑があかるかった。山のふるさと村にて。

↑ 奥多摩湖畔の散策路をたどる。

↑ 小河内神社のあたりにかかるドラム缶橋。

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