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2022.04.27
ハマシギ、トウネン御来鳥 @宍道湖 東岸

旅館を9時半ごろチェックアウトしたら、意表をついてザーッとまたしても雨が降っていた。昨晩必死に衣服や靴を乾かしたというのに、出発するなりテンションだだ下がりである。
軒下でカッパや防水シートを出したりして荷造りし直し、すでに濡れっぱなし状態のバイクにまたがる。天気予報どおりならすぐやむだろう、と考えたが、雨足はかえって強くなる一方だ。しようがないので豊岡でのコウノトリ探しをあきらめ、そのまま西へと移動した。
すると、鳥取に入ったあたりから雨がやみ始め、ガスった大山を左手に遠望しつつ14時半、米子に着くと青空が広がるように。そこで、中海に面した米子水鳥公園を訪れてみると、各種の冬ガモがまだ残っていて賑やかだった。ここで越冬したカモというより、たぶんもっと南から北帰していく冬ガモたちが立ち寄っているのだろう。
また、カモ類のほかにはハマシギの群れやセイタカシギ3羽、ツルシギ1羽、ソリハシシギ1羽、さらにコシアカツバメ、コハクチョウも各1羽ずつ観察できた。解説してくれた園内のネイチャーセンターの方によると、コハクチョウは怪我のため渡れないメスの個体で、コブハクチョウとペアになっているのだそうだ。
水鳥公園で服を乾かしながらのんびり過ごしたあとは、少し北上して境港の水木しげるロードを4年ぶりに再訪。そのあと島根半島ルートから松江市街地を経て、今夜の宿泊地、玉造温泉に着いたのは18時半だった。
途中、宍道湖に日が沈む風景を眺めていると、水際にハマシギ3羽とトウネンが羽に首をつっこんで寝ていた。しばらく待ってようやく起きたのを撮ったのが一枚目の写真。しかし、4羽ともまだ眠そうだった。
本日確認できた野鳥
コウノトリ、コハクチョウ(今年初見)、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ(今年初見)、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、セイタカシギ(今年初見)、ツルシギ(今年初見)、ソリハシシギ(今年初見)、トウネン(今年初見)、ハマシギ(今年初見)、トビ、ノスリ、ハシブトガラス、シジュウカラ(鳴き声)、ヒバリ(鳴き声)、ツバメ、コシアカツバメ(今年初見)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、オオヨシキリ(鳴き声)、イソヒヨドリ、キビタキ(鳴き声)、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(鳴き声)、アオジ(鳴き声) 以上40種(2022TOTAL103種)
舞鶴〜鳥取〜米子〜境港〜松江市街〜玉造温泉 バイク245km


↑ 雨のため豊岡でのコウノトリ探しは断念したが、地図記載の人工巣塔にいる1羽を鳥取に入ってから確認。

↑ 鳥取西部、中海に面した米子水鳥公園を訪ねると、セイタカシギがいた。今年初見。

↑ 手前の一羽、ソリハシシギも今年初見。今回もいろいろ鳥果があった。

↑ まだ夏羽になる前のツルシギ。

↑ 宿を出発後、雨はしぶとく降り続いた。豊岡市内のコウノトリの郷までとりあえず行き、駐車場でUターンしてそのまま鳥取方面に移動する。

↑ 眺めのよさそうなところで休憩しつつ、米子・松江方面へとバイクを走らせる。昼めしは今日もカロリーメイトのみ。

↑ 14時半ごろ、米子に着いてからは青空が広がった。左の建物は、米子水鳥公園のネイチャーセンター。

↑ 水鳥公園から15kmほど北上、鳥取県境港市の水木しげるロードを訪ねる。

↑ 東岸から見た、宍道湖の夕景。ここから今日の目的地、玉造温泉までは8kmほどの距離だ。

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