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2022.04.29
ミサゴ御来鳥 @角島展望台

雨になるだろうとは予測していたが、これほど降るとは思わなかった。というくらい天気が荒れに荒れた。
15時くらいになると雨足は弱まったが、萩から下関に向かう海岸沿いはひどい暴風。横からの圧を常に受けながらの走行で、バイクにしがみつくようにしてジリジリ南下した。
その途中、晴れた日はすばらしい景観を見せてくれる角島(つのしま)と島に架かる大橋も、通りかかった16時半ごろは暴風のため二輪は通行禁止。行けないんじゃしようがない、さっさ移動しよっかと半ばほっとしながら、大橋の手前の展望所で荒れた海を見ているとミサゴが飛んだ。
この波濤の立った海でちゃんと獲物を目で捕捉し、しかも正確に捉える技術はさすがである。敬意を表して、一枚目の鳥写真はそのミサゴで。
そこから先は次第に風も弱まり、休み休み下関駅前の宿に到着したのは18時過ぎだった。明日はまた天気が回復しそうで、朝から少しぶらぶらしようと考えている。
本日確認できた野鳥
キンクロハジロ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ミサゴ、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル(鳴き声)、ドバト 以上17種(2022TOTAL107種)
萩〜角島展望台〜下関 バイク118km


↑ 雨の松下村塾。幕末、門下生たちも傘をさしてこういう景色を見たことだろう。近くの林ではイカルが鳴いていた。

↑ 講義室の様子。この正面に吉田松陰が座って講義を行った。

↑ 少し離れた吉田松陰生誕地は高台にあって萩城下を一望できる。

↑ 静岡の下田で密航に失敗した松陰が投獄された野山獄跡。

↑ 萩城下には高杉晋作や木戸孝允(桂小五郎)の生家がいまも残る。

↑ 全長1,780mの大橋と角島。暴風のため橋の入口でバイクを止められた。

↑ 荒れた海で漁をするミサゴ。このあと魚をぶら提げ、陸地側に飛んできた。

↑ 雨があがるのを待ちつつ、松下村塾のそばで営業する松陰食堂で昼めし。上写真は、自家製柚子味噌たれを使った「松陰だんご」。

↑ 注文した「維新うどん」(釜揚げ風)のほかにも「晋作うどん」(納豆入り)などの幕末メニューがある。

↑ 晩は下関駅近くの食堂で。豚汁定食を「とんじる」と読んだら「ぶたじる」と訂正された。

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