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佐賀を9時前に出発してから宿に到着するまで、ほぼずっと雨が降り続いた。特に夕方、霧島市(鹿児島県)に入ってからは土砂降りである。

上写真は、雨足のやや弱まった午前中、荒尾干潟(熊本県荒尾市)で見かけたキアシシギとダイゼン。佐賀のほうの干潟ではまだキアシシギを見ておらず、この鳥もなにげに今年初見だ。

浜辺に群れていた鳥を一見すると、ハマシギとダイゼン、チュウシャクシギあたりが多く、その合間合間や少し離れたところにほかのシギチドリがいた。

キアシシギとともに、ここで今年初見だったのはミユビシギ。ハマシギの群れのなかに7、8羽ほどが交ざっていて、大きさも羽色も似ているので見分けがつきにくい。

クチバシを羽に突っ込んで寝ていると、さらに見分けがつかなくなるので、たまに顔を出すのを待った。ハマシギと比べた体のサイズ、クチバシの長さ、指の形状あたりをもとにミユビシギだと自分なりに結論づけたのだが、個人的にふだん馴染みのない鳥だし、ひょっとしたら間違っているかもとおそるおそる。

今夜は温泉の出る安宿に泊まり、明日から数日は、霧島の森である。

本日確認できた野鳥
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キジバト、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ダイゼン、シロチドリ、メダイチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ(今年初見)、キョウジョシギ、ミユビシギ(今年初見)、トウネン、ハマシギ、セグロカモメ、コアジサシ、ミサゴ、コゲラ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん(鳴き声)、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ(鳴き声)、ドバト 以上39種(2023TOTAL120種)

佐賀〜霧島 車248km
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↑ 満潮に近いと思われる荒尾干潟。
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↑ 砂浜のところどころで群れるシギチドリ。
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↑ 羽を休めるコアジサシ。10羽ほど見かけた。
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↑ 丸っこい、お餅のようなシロチドリ。
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↑ キョウジョシギも10羽ほど。
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↑ ハマシギの群れにミユビシギ数羽が交ざっていた。サイズはほぼ同じで、見分けがつきにくい。
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↑ 横からクチバシを見ると、ハマシギは長く、ミユビシギは短い。
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↑ 砂に埋もれて見えにくいが、ハマシギ(右端など)は後ろに小さな指がある。
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↑ ミユビシギに小さな指はなく、太い指が3本あるように見える(中央など)。
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↑ ミユビシギの指を別角度から。右奥のハマシギはやはり小さな指がある。
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↑ これもミユビシギの指、別角度。
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↑ さらにミユビシギの指、別角度。周りにいるのはハマシギ。
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↑ 左に2羽並んでいるのは、ハマシギとほぼ同じサイズのメダイチドリ。それより小さな右端の鳥は、お眠り中のトウネン。ぱっと見、トウネンとミユビシギも似た印象だが、トウネンのほうが小さい。
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↑ 荒尾干潟から南下して、菊池川の河口付近にもキアシシギがいた。
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↑ 18時ごろ霧島市に入り、山のほうの宿へと移動する。
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