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2023.04.26
キビタキ御来鳥 @霧島

早暁から日の暮れるころまで霧島の森を数か所歩き、アカショウビンの声が聞こえたのは10時過ぎの一回のみ。しかも、そのときもキョロロロ、キョロロロと数声だけだった。
4月のこの時期、霧島では渡ってきている個体そのものがまだ少ないのか、それとも行った場所にたまたまいなかっただけなのか。
どこも緑がうっそうと茂って、鳥たちの姿は見えにくく、視認できた夏鳥はけっきょく上写真のキビタキ1羽だけだった。ただ、キビタキとオオルリ、ヤブサメの声はところどころで聞こえる。そのほか、ツツドリとクロツグミの声も、森の奥のほうから一回ずつ。
ヤイロチョウが飛来するのも、霧島の森ではたぶん3週間ほど先だろう。いまのところ鳴き声も気配もない。
夏鳥の鳥果がかんばしくなかった一方で、唯一よかったのはヒルが少なかったことだ。1日で6匹しか見ていない。
しかし、少ない少ないと思って油断していたら、1匹はいつの間にか喉に食いついていた。無理に引っぺがすと牙が残って出血が止まらなくなるので、ライターで炙って落とした。
地面や周りの葉っぱなど、森のどこかからじわじわと音もなく近づいてくるヒルの不気味さは相変わらずだ。これにひるまずに明日も頑張りたい。
本日確認できた野鳥
アオバト(鳴き声)、ツツドリ(鳴き声)、アカショウビン(鳴き声)、コゲラ(鳴き声)、アオゲラ(鳴き声)、オオアカゲラ(今年初見)、カケス(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ(鳴き声)、シジュウカラ(鳴き声)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、ヤブサメ(鳴き声)、エナガちゃん(鳴き声)、メジロ(鳴き声)、ゴジュウカラ(鳴き声)、クロツグミ(鳴き声)、キビタキ(今年初見)、オオルリ(鳴き声)、イカル(鳴き声)、ホオジロ(鳴き声)、コジュケイ(鳴き声)、ソウシチョウ(鳴き声) 以上24種(2023TOTAL122種)

↑ 雨上がり、6時から宿の周りを散歩する。ふだん見る普通種の鳥に交ざって、キビタキとアオバト、イカルが鳴いていた。

↑ 8時過ぎから次第に青空が広がって、やがて晴れる。

↑ オオアカゲラ(のお腹)をちらっと。今年初見。

↑ カラスかなにかの巣だろうか?

↑ 鹿の食害と、ほかの生物への影響がこの森でも問題になっている。

↑ しばらくぶりのヒル。血を吸って数週間すると卵を産んで増えるので、気づいたヒルはライターで全部焼く。

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