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大潮3日目で、なんとか天気がもちそうだったので朝は有明海へ。そのあと北へ移動して、天山(1,046m)と雨山(946m)に登った。山道を少し歩こうと思ったのは、このところ車移動が多くて全身をシャキッとさせたかったからだ。

海のほうは、だいたいいつもどおりの野鳥の顔ぶれだったが、カラシラサギとエリマキシギ、シベリアオオハシシギの3種は今年初見だった。毎日来るたびに今年初見の種が増えるのは、それだけこの海が豊かな証だろう。

さらにぜいたくをいえば、いるかいないかわからないヘラシギとカラフトアオアシシギ、そして現実的なところでサルハマシギ、ヒバリシギあたりはまた見たい。しかし、この海でシギチドリを探し求めればキリがなく、干潟だけに泥沼にはまりそうな気もする。やはり、ほどほどにしとくのが吉かもしれない。

一方、山のほうは、頂上付近にガスがかかって視界がわるかった。アマツバメとか、あるいはなにか猛禽が飛んでくれれば、と考えていたが、それどころではない天気だった。

ウグイスとソウシチョウは低床のあちこちで鳴いていて、ほかにキビタキとオオルリ、カケス、アオゲラをかろうじて1、2回ずつ確認。小鳥たちの気配も薄く、雨が降らないうちに、駐車場に降りて撤収した。

本日確認できた野鳥
ツクシガモ、カルガモ、キジバト、カワウ、カラシラサギ(今年初見)、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロツラヘラサギ、ムナグロ、ダイゼン、メダイチドリ、シベリアオオハシシギ(今年初見)、オオハシシギ、オグロシギ、セイタカソリハシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、コアオアシシギ、アオシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、トウネン、ウズラシギ、ハマシギ、エリマキシギ(今年初見)、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、コアジサシ、コゲラ(鳴き声)、アオゲラ(鳴き声)、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ(鳴き声)、シジュウカラ(鳴き声)、ヒバリ(鳴き声)、ツバメ、ヒヨドリ(鳴き声)、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん(鳴き声)、オオヨシキリ(鳴き声)、セッカ(鳴き声)、ムクドリ、キビタキ(鳴き声)、オオルリ(鳴き声)、スズメ、ホオジロ(鳴き声)、ドバト、ソウシチョウ(鳴き声) 以上54種(2023TOTAL138種)

有明海、天山周辺 車、徒歩66km
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↑ 今朝もトウネンとハマシギが目立った。
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↑ いろいろな鳥が入り混じって群舞と着地を繰り返す。
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↑ オグロシギとオオソリハシシギ、アオアシシギなどがいる。
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↑ こちらの手前には、キアシシギとソリハシシギが群れている。同じ種同士がだいたい集まるようだ。
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↑ ウズラシギ(左)とハマシギ。ウズラシギのほうがやや大きい印象だ。
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↑ 満潮時、孤立した(?)クロツラヘラサギ。
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↑ ホウロクシギとダイシャクシギ、アオアシシギの飛翔。
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↑ 全体的に色素が薄い気がするが、尾羽が白いのでダイシャクシギだろう。先に褐色の横斑もある。
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↑ 今朝は1羽だけキョウジョシギを見かけた。
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↑ 夏羽のシベリアオオハシシギは、胸の赤味が強く、くちばしが黒一色だった。
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↑ 中央奥にエリマキシギ。夏羽のメスかな?
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↑ 昨日に続いてソリハシセイタカシギを見かけた。角度を変えて撮ろうと動いたら、数秒のうちに飛んでもう見えなくなっていた。
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↑ やがて潮が引き、鳥も沖に去る。
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↑ 有明海から北へ移動して、山中のダム湖で見かけた謎の巨大魚。
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↑ 別角度からもう一枚。こちらにゆっくり近づいてくる。
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↑ 登山道のまわりでウグイスとソウシチョウがさえずっていた。
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↑ 登っていると、ガスが流れてくる。
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↑ 登山道は途中で分岐して、まずは雨山(946m)の山頂へ。寂寞とした、こういう雰囲気もいい。
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↑ 次に、天山(1,046m)に登る。太良町の経ヶ岳(1,076m)に次いで、佐賀県で2番目に高い山だ。
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↑ この先に有明海がある。
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