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横浜市緑区にある上郷・森の家という自然公園施設にて野鳥撮影講座を受講してきた。参加者は10名で、この少人数でプロの野鳥写真家をはじめ、レンズメーカー関係者や野鳥の会関係者とフィールドワークを交えながら密に話せるのはありがたい。

上写真は今朝6時すぎ、敷地内の森を散歩していて遭遇したコジュケイである。このコジュケイと外来種のガビチョウがあちこちで盛んに鳴いていて、そのほか見かけたのはトビ、ホオジロ、シメ、ウグイス、エナガちゃん、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、シロハラ、アオジ、ハクセキレイ、カワラヒワ、キジバトなど。のぞき窓を設けた池ではオシドリ三羽を観察した。あとレンジャクが出ると聞いたけれどこちらは鳴き声すら聞けず。ちなみに二日間使った機材は、EOS7Dと現場で借りたKOWA PROMINAR500mmレンズである。

で、本日正午すぎに終了・解散となり、せっかく神奈川に来たのだからと神奈川新聞朝日新聞デジタルの記事で見かけた相模川自然の村公園(相模原市)まで足を伸ばしてみることに。

JR横浜線・橋本駅から路線バスで約20分、上大島で降りてさらに歩くこと約15分。日本で観察できるのは数十年に一度というウタツグミが目当てで、運がよければ見られるかもと正直期待せずに行ってみたのだが10mほど先の桜の木の下をチョンチョン跳ねて虫をついばんでいた。単に運がよかっただけかもしれないが、複数のメディアで報道されるほどの珍鳥にしては実にあっさりと。

しかも平日のためか、あるいは皆すでに撮りあきたのか、レンズを構えているのは私を含めて7人ほどだ。ゆっくり観察できて感激。その後、河津桜の枝にとまってくれるのを期待して粘ったけれど、暗くなった17時半ごろあきらめて帰路につく。これで2014観察種はウタツグミとコジュケイを加えて計65種に。

にしても、この一羽の迷鳥は本来の渡りのルートに回帰できるのだろうか(そもそも回帰するつもりはあるのだろうか)。飛来から数週間たち、すっかり居着いてしまったように見えるだけに逆に心配してしまう。

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↑ 朝日のなかで。ウグイスもけっこう見かけた。
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↑ ホオジロが高らかにさえずっていた。
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↑ これはペアのカワラヒワ。
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↑ タイワンリスも樹上のあちこちに巣を作っていた。
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↑ おなじみアオジ。背景の処理について叶内拓哉先生にアドバイスいただく。
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↑ 早朝、上郷・森の家にて。
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↑ レストランやミーティングルーム、宿泊施設を備えた本館。
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↑ ウタツグミのすぐ上にメジロの群れが飛んできた。
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↑ これがうわさのウタツグミ氏。ひとが多いとあまり出てこないらしい。
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↑ 桜がきれいに咲いていた。
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↑ のどかな周囲の様子。暗くなった帰り際にiPhone撮。
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