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新潟・群馬との県境、長野県栄村の山林で夏場営巣しているブッポウソウである。東京駅からだと新幹線を使っておよそ3時間。朝8時にこちらを出発すれば、北上して越後湯沢、さらに十日町を経て昼前には現場に到着できる計算だ。

ヤギの鳴き声の聞こえてくる無人駅で降りて斜面を登っていくと、5分もたたないうちに双眼鏡でその姿を捉えることができた。奥胎内のアカショウビンに続き、あっさり発見できて拍子抜けするほどだ。それくらいたくさん生息しているのか、あるいは稀な幸運が続いてるだけなのか。ここでは村役場や地元学校が中心となって巣箱を設置したり保護活動に力を入れているらしいので、そうした活動が着実に実を結んでいるのかもしれない。

初日の午後、翌日の午前中に見かけたブッポウソウは延べ10羽ほど(山の斜面を行ったりきたりしていたので、実際は4羽くらいだったのかも。実数不明)。ほかにカメラや双眼鏡を持ったひともおらず、草むらに機材を設置してたまに昼寝しながらのんびり観察できてよかった。ちょうど子育ての時期にあたるのか、ブッポウソウたちはトンボなどの虫をひらひらと舞いながら追いかけたり、夫婦交代で見張りに立ったりしていたようだ。「ゲッ ゲゲッ」というような鳴き声は今回ほとんど聞いていない。

二日目は午前中から天気が崩れたので、本降りになるのを潮に正午前には撤収することに。雨を気にするふうでもなく、ブッポウソウたちは最後まで活発に動き回っていた。また、ブッポウソウ以外にもゴジュウカラやサシバ、トビなどが代わる代わる姿を見せてくれたので、その姿はまた次回に。



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↑ 見晴らしのいい、この枝が特にお気に入りの様子だった。
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↑ 午前中であれば顔にうまく光が当たってくれたかも。
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↑ 枯れ枝にとまってくれるのをひたすらじっと待つ。日差しが痛いほどだった。
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↑ 木よりも電線にとまっている姿をよく見かけたかも。
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