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午後からはあいにくの雨。東京港野鳥公園(大田区)でこの時期に多いコアジサシを撮っていると、13時32分、観察小屋のすぐ前に突然アカガシラサギが降り立った。コサギよりさらにひとまわり小さいけれど(野鳥図鑑にはコサギL61cm、アカガシラサギL45cmとある)、ご覧のとおり独特の存在感をもった鳥だ。

このときは5秒ほどですぐ飛んでしまったが、15時ごろには200メートルほど離れたネイチャーセンター前の干潟にふたたび姿を見せてくれた。ネイチャーセンターから400mmレンズで撮るには距離があったため、観察小屋のほうにまた飛んでこい飛んでこいと念力を送りながらじっと待機したが念力不発。結局17時の閉園まで干潟一帯をうろうろして、盛んに小魚などを獲っているのを遠目に眺めるばかりだった。

本日のメインターゲットだったコアジサシは野鳥公園やその近くの運河にもいて、雨は降っていたものの思う存分観察することができた。そのほか野鳥公園で印象に残ったのは、カルガモの群れの近くにそれぞれ一羽ずついたスズガモとゴイサギ。どちらも久しぶりに見た気がする。あと目立ったのはムクドリの群れで、色の薄い個体が多かったのは若鳥だろうか。さらにカワウがたくさんいるのは相変わらずで、観察できた野鳥をまとめておくと次のとおり。

そういや、これまで高確率で見ていたノスリやオオタカ、ミサゴを今日は見ていない。緑がどこも生い茂って深いし、夏のこの時期だとまあ仕方ないか。野鳥公園のレンジャーさんのブログで最近報告されているクロハラアジサシやヒメアマツバメ、アマサギ、シギ各種を探すのもまた次の機会にゆずりたい。

カルガモ、スズガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、アカガシラサギ(今年初見)、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ(今年初見)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、キビタキ(鳴き声)、スズメ、ドバト 以上22種(2015TOTAL141種)

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↑ 13時半、一度目の飛来のときはすぐに飛んでしまった。
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↑ 一号観察小屋の対岸にずっと陣取っていたカワウとムクドリ。
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↑ コアジサシはあちこちにいた。東京モノレール・流通センター駅から野鳥公園に向かう途中の京浜運河にて。
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↑ 水面を跳ねるように漁をする。野鳥公園の観察小屋から。
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↑ 幼鳥だろうか、模様のいまいちはっきりしないコチドリがいた。
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↑ 久しぶりのスズガモ。羽色が変わってるのはエクリプスだから?
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↑ 夕方、イソシギが姿を見せてくれた。
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↑ 干潟にもムクドリの群れが。若鳥なのか、色が薄い。
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↑ これもムクドリの群れで200羽くらいはいただろうか。
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↑ お食事中のアオサギ。このあと近づいてきたダイサギを追っ払っていた。
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↑ 営巣中なのか、羽がぼろぼろのイワツバメちゃま。
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↑ ネイチャーセンターから干潟を望む。奥にたつ杭のあたりをアカガシラサギがうろうろしていた。
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↑ 干潟に面した一号観察小屋。天気がよくなかったので屋根のある場所でまったりと。
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↑ 観察小屋から干潟の池をのぞくとこんな感じ。
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