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珍しく風邪っぴきが長引き、この週末の半分を療養にあて、あとの半分は日帰り圏内をかるくパトロール。ひさびさ嵯峨塩鉱泉近くの深沢林道を歩いたあと奥多摩をかすめて帰ってきた。

深沢林道を登っていった斜面の松林には、20羽ほどのイスカがいてしきりにマツの種子をついばんでいた。ここではそのほかアカゲラやコガラ、この冬初見のツグミなどをちらっと見かけた。

林道のそばを流れる日川下流のほうにいたのは、ルリビタキや上空を横切っていくオオタカなど。どうしたわけか、このあたり(深沢林道~嵯峨塩鉱泉~竜門峡)ではカワセミさまやヤマセミさま、カモなどの水辺の鳥を見かけないのが不思議だ。かろうじて見かけるのはカワガラスくらいで、えさとなる魚や植物が少ないのだろうかと想像したりする。水質の関係かな?

一方、帰りにちょろっと寄った奥多摩のほうでは、定番のヤマセミさまやベニマシコ、トビなど。渓谷の斜面にひそんでいると、すぐそばに害獣駆除の猟師さんがやってきて、川を渡る牡鹿一頭をタターンと撃って運んでいった。イノシシとシカが増えすぎてどうにもならんとのことで、日曜にこうした猟を行っているのだそうだ。

落葉の深く積もった斜面をザクザク登ったり降ったりして汗をかいたり、そうした猟を眺めてるうちに風邪もいくらかよくなった気がする。じっと療養するのもいいが、風邪を治すには適度な運動と刺激も必要なのだ。

以上、深沢林道周辺と奥多摩で見かけた野鳥をまとめておくと次のとおり。もうすぐ年末、皆さんも体調には充分に気をつけてくださいねー。

イスカ(今年初見)、カワウ、トビ、オオタカ、ヤマセミさま、コゲラ、アカゲラ、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、カワガラス、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ベニマシコ、ウソ、ホオジロ、アオジ(鳴き声)、ドバト、ガビチョウ(鳴き声) 以上29種(2015TOTAL170種)

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↑ 図鑑によると、赤いのがオスで、灰色をしたのがメスらしい。くちばしの先端は左右に交差していて、針葉樹の固い種子を食べやすい形状をしている。
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↑ ジョウビタキのメスかな。
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↑ 日川下流、竜門峡のあたりいたお食事中のウソ。
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↑ 深沢林道にてアカゲラ。期待したオオアカゲラやヤマドリは見つけられなかった。 
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↑ 今シーズンになって初見のツグミ。飛び去る前の後ろ姿だけ。
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↑ 深沢林道から富士山方面を望む。
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↑ イスカの群れを見かけた場所。食べかけの松ぼっくりが次々落下して音を鳴らしていた。
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↑ 暖冬とはいえ、あと数週間で雪に閉ざされるであろう林道。
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