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あけましておめでとうございます。

昨夜はさっさと寝て夜中3時すぎに起き、元旦の中央線臨時列車で奥多摩まで初詣(=初鳥見)に。青梅から先、途中でシカとぶつかって10分ほど点検に時間がかかった。

そのあと、冷え冷えとした渓谷の河原にもぐりこんでブラインド(迷彩テント)を張ると、最初に現れたのは二年連続ヤマセミさま。夜明けを迎え、さらにカワガラス、マガモ、カケスと続く。

ヤマセミさまはほぼ規則正しく20分おきに下流へ上流へと往復していたが、8時20分、上流に飛んでいったのを最後に気配がなくなったので、ブラインドを一旦たたんで対岸にまわりこむ未知のルートを歩いてみた。

するとベニマシコ、ルリビタキ、カシラダカ、ミソサザイなんかが次々に現れ、嬉々として深追いするうちに相当な険路をたどるはめに。正月早々、谷底に落っこちて死ぬかと思った。いや本当に。

いちおう幅50センチほどの道らしきものが渓谷に沿って続いているものの、長いこと誰も通ってないらしく腰近くまで落葉が積もってたりして先がまったく見えないのだ。

左は谷底、右は見上げるほどの急斜面。落葉の山は泥とからんでずるずる滑るし、上のほうからは小石や岩がカラカラ回転しながら落ちてくる。あちこちで鳥が鳴いてるけれど、もはや鳥見どころではない。

途中で引き返すのもこわいし、慎重に歩を進めながら難所を切り抜けたのは14時すぎ。ちゃんと地面があるのはありがたいことだと河原で一息ついていると、タイミングわるく下流から飛んできたヤマセミさまとばっちり目が合って逃げられた。

その後は案の定、二度と姿を見ることもなく16時に撤収。そんな波乱ぶくみの一日だったが、怪我することもなくぶじ帰ることができてほっとした。これはこれで運がよかったというべきか。

まとめておくと、元旦初日に確認できた野鳥は次のとおりでした。

マガモ、トビ、カワセミさま(鳴き声)、ヤマセミさま、コゲラ(鳴き声)、アカゲラ、カケス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガちゃん(鳴き声)、ミソサザイ、カワガラス、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ(鳴き声)、ガビチョウ(鳴き声) 以上21種(2016TOTAL16種)

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↑ 珍しく電線にとまったベニマシコ。
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↑ このところルリビタキの出現率が高いような。
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↑ 今日はカケスもあちこちで見かけた。
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↑ ミソサザイが山の斜面にちらっと姿を見せてくれた。
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↑ 白くもやがかかってるのは、すぐ目の前に葦の茂みがあったから。その向こうにかすかにヤマセミさまの姿が見える。
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↑ 7時前、霜の降りた河原に現れたカワガラス。
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↑ 逆さにぶら下がったサカゲラ。いや、アカゲラ。
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↑ 猿年だけあって猿がやたらと多く、ゆうに30匹は見たような。
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↑ こんな谷底で子どもが騒いでると思ったら、これも猿だった。
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↑ 木の実が詰まった、長さ4センチほどの謎のフン。猿?イノシシ?
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↑ 本日、上から四番目の難所。ランキング三位まではピンチすぎてスマホにふれる余裕すらなかった。
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