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2016.04.02
ホウロクシギ御来鳥 @有明海 大授搦

先日はふるさとで祖母を送ったあと、いつもどおり有明海と嘉瀬川周辺の様子をみてきた。
春の渡りのシーズンで、有明海の干潟に集まっているシギチドリ類も増えてきた印象だ。2月末に確認したダイシャクシギやダイゼンに加え、今回はシロチドリの群れやホウロクシギ、アオアシシギの姿を見ることができた。ハマシギの大群が飛翔するのも壮観で、いつも見飽きることがない。
有明海に流入する嘉瀬川を4キロほど上流へ向かうと、森林公園のあたりに大量のカモが集まっているスポットがある。ヒドリガモやカルガモの群れが中心だが、双眼鏡で覗くと、そのなかにトモエガモ1羽とヨシガモが5羽ほど混じっていた。東京周辺ではどちらも珍しい部類に入るが、ここでは見つけるのにさほど苦労しない。さすが九州だ。
その近く、菜の花の咲く土手ではハイタカ、さらに上流のほうではアトリの群れ、ソウシチョウも出てきてくれた。いずれも今年初見である。また、相変わらずオシドリも多く、近くの川岸をさまよっていてホオジロの群れのなかにミヤマホオジロを2羽発見できた。
東京の浅川で先日見かけたイワツバメに続き、ツバメちゃんも1羽ひらひらと春の山里を舞っていた。
28~30日に佐賀周辺で確認できた野鳥
オシドリ、ヨシガモ(今年初見)、ツクシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、クロツラヘラサギ、バン、オオバン、ダイゼン、コチドリ、シロチドリ(今年初見)、タシギ、オオソリハシシギ(今年初見)、ダイシャクシギ、ホウロクシギ(今年初見)、アオアシシギ(今年初見)、イソシギ、ハマシギ、ズグロカモメ、セグロカモメ、トビ、ハイタカ(今年初見)、オオタカ、カワセミさま、ヤマセミさま、コゲラ、アオゲラ(鳴き声)、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ(今年初見)、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガ、メジロ、ムクドリ、カワガラス、シロハラ、アカハラ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ(今年初見)、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ、オオジュリン、カササギ、ドバト、コジュケイ(鳴き声)、ガビチョウ(鳴き声)、ソウシチョウ(今年初見) 以上70種(2016TOTAL105種)

↑ ダイシャクシギとその向こうに見えるのはダイゼン。

↑ ズグロカモメはすっかり夏羽となっていた。

↑ ハマシギが一斉に飛び立っていった。

↑ 嘉瀬川で今年初見のヨシガモ。

↑ ヨシガモの先にはトモエガモも。

↑ 有明海近くの蓮田にはタシギの群れがいた。数えてみると30羽以上もいた。

↑ カササギを見ると、故郷に戻ってきたなあと実感する。

↑ 嘉瀬川の対岸をハイタカがさっと横切った。

↑ アトリもすでに夏羽となって頭部が真っ黒に。

↑ しばらくぶりにミヤマホオジロも。

↑ 川沿いを歩いていてヤマセミさまとすれ違う。求愛給餌のためか、魚をくわえて上流へと運んでいた。

↑ 上の個体とは別のヤマセミさま。胸にオレンジの羽が混じるのはオスの特徴である。

↑ メスに魚をプレゼントしたところ。

↑ くちばしも体も黒いけれどアカハラ?黒いイソヒヨドリ?

↑ 3月29日、干潮の大授搦(だいじゅがらみ)にて。

↑ 嘉瀬川沿いの葦原では、アオジやオオジュリンなど。

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