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曇ってずっと暗い一日だった。

寒気がなだれこんできていて、関東も今晩から雪になるそうだ。せっかくなので、この寒波にのって冬鳥たちがどんどん到着することを期待したい。

多摩森林科学園(八王子市)で今日確認したのは、ジョウビタキとミヤマホオジロの冬鳥2種に、あとは漂鳥であるイカルの群れやアオジ、ルリビタキなど。ルリビタキとアオジはこのあたりでは冬場の鳥である。

本当はそのルリビタキを撮りたかったのだが、山からおりてきたばかりで用心しているのか、やぶに入りっぱなしだった。カカカという地鳴きを3か所で確認し、ちらっとその姿を見かけたのは一度だけ。羽が全体的に青いオスだった。

もともとひとがすくなく、昼ごろ雨がパラつくと、園内にはいよいよ人影がなくなった。鳥見には好都合だが、残念ながら鳥影も薄い。寒い日に魚が川底にもぐってしまうように、鳥たちもなかなか表には出てこなかった。

ミヤマホオジロの群れもチッ、チッというかすかな地鳴きが時折聞こえるばかりで、なんとか証拠写真といえそうなのは上の一枚だけである。

そんななか、森の奥から聞きなれぬ声がけたたましく響いて「うわ、珍鳥か」と心拍数が高くなった。鳴き声というよりは、戦闘的な吠え声だ。

ねばって双眼鏡をのぞいていると、姿を見せたのは10頭ほどの猿の群れ。

なあんだ、モンキーか。

ここで猿を確認するのは初めて。山に食糧がすくなく、里におりてきたのだろうか。

本日確認できた野鳥
コゲラ、アカゲラ(鳴き声)、モズ、カケス(鳴き声)、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガ(鳴き声)、メジロ(鳴き声)、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、イカル、ホオジロ(鳴き声)、ミヤマホオジロ、アオジ、ガビチョウ(鳴き声) 以上20種(2016TOTA169種)

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↑ ジョウビタキのメス。鳴き声は園内あちこちで聞いた。
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↑ アオジもぼちぼち見かけるようになった。
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↑ モズの幼鳥かな。
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↑ ここで猿を見かけるのは珍しい。
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↑ 台風のため土砂で埋まっていた道は通行できるように。
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