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早朝6時すぎに湯治宿を出て、30分ほどで陸上自衛隊の北富士演習場に着いた。

ここは富士山の裾野に位置する訓練用のだだっ広い原野で、今日のようにそれが一般開放されている日があるのだ(毎月だいたい10日ほどあるもよう)。

砂塵をまきあげながら車を走らせていると、沿道の草地でよくさえずっていたのはコヨシキリとホオアカ、ノビタキ、アオジなどで、その幼鳥たちもわんさか。さらにカッコウやセッカがそのうえを飛び、カワラヒワとムクドリ、ツバメの群れもそれぞれ電線や林の間を行き交っていた。

特にホオアカとコヨシキリが多く、あちこちで聞いたコヨシキリのさえずりは下記(iPhoneで録音)。ヨシキリ系の賑やかな鳴き声ではあっても、オオヨシキリに比べるとややソフトな感じ?

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さえずりを録音したあとは、ひさしく見てないオオジシギに狙いをしぼったもののまたしても空振りに。毎回てごわいなオオジシギ。

昼前から雨が降ってきたので、帰りしな、鳥友に紹介してもらった河口湖フィールドセンター(富士河口湖町)にちょろっと寄って東京に戻ってきた。

フィールドセンターは、溶岩流のうえにできた自然林に囲まれ、一周15分ほどのかんたんなトレッキングコースが設けられている(有料)。雨が降らなければ、途中の池にも鳥たちが水浴びに来ただろうが、今日はまったく気配がなかった。



本日確認できた野鳥
キジバト、ホトトギス(鳴き声)、カッコウ、トビ、コゲラ、モズ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、コヨシキリ(今年初見)、セッカ、ムクドリ、ノビタキ、キビタキ(鳴き声)、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ホオアカ(今年初見)、アオジ、ドバト、ソウシチョウ 以上27種(2017TOTAL182種)

北富士演習場~河口湖フィールドセンター~青梅市内 約118km 高度157~1169m
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↑ コヨシキリとホオアカが多く、草地のあちこちでさえずっていた。
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↑ 早朝からあいにくの空模様だったが、遠くにノビタキ。
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↑ 幼鳥の識別は難しく推測だが、この子はノビタキの幼鳥?
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↑ 正体不明の謎の幼鳥。調べ中。 
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↑ カッコウがこれほどいるところもそうないような気がする。
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↑ 雲がすこし途切れ、富士山が姿を見せてくれた。
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↑ ざっくりとした案内図をたよりに広大な敷地を散策する。
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↑ オフロードバイクがけっこう走っていて、空にはラジコン飛行機も。
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↑ 東の方角に山中湖が見えた。
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↑ 昼すぎ、河口湖フィールドセンターにて。小学生の課外授業が行われていた。
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↑ トレッキングコースの池にも鳥の姿はなく。
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↑ 敷地内に神社があって、隠しダンジョンのように洞窟がぽっかりと口を開いている。信仰の対象で、奥には神様が祭られていた。
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↑ 溶岩のなかで大木が焼失してできた洞窟が70mほど続く。狭く、ひたすら身を縮めて進むしかない。
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