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寒さ対策の強化合宿二日目。昨日に続き、早朝から8時すぎにかけて野辺山をまわった。

標高およそ1,370メートル地点、まだ真っ暗な6時前に外に出ると、あたりは雪に覆われてえげつない寒さ。気温はマイナス16度ほどで、夜明けに奥多摩の渓流で味わう極寒をさらに1.5倍くらい強烈にしたような印象だった。

そうした寒さに耐えた甲斐あってか、まだ暗いなかコミミズクがふわりふわり舞うのを2回ほど遠望。さらに、昨日に続いてマヒワの群れやノスリ、カラマツにとまったヒレンジャク数十羽を見ることもできた(50~60羽くらい?)。

その後、野辺山から引き返してくる途中で寄ったのは、山梨県北杜市の山間にある大門ダムと井富溜池。

どちらも水面の大部分が凍結していて、大門ダムではその凍ってないところに避難するようにカモたちが身を寄せ合っていた。だいぶ距離があって特定不可能な個体もあったが、ここにいたのは、マガモとヒドリガモを中心に、オシドリとカルガモ、キンクロハジロなど。

大門ダムから30分ほど車を走らせた井富溜池では、マヒワやカワラヒワ、カシラダカの群れに加え、カラ類もたくさん出てきてくれた。凍った水面では、つるつる滑りながらセグロセキレイがなにか食べ物を探しているようだった。

本日確認できた野鳥
オシドリ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、トビ、ノスリ、コミミズク、コゲラ(鳴き声)、アオゲラ(今年初見)、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コゲラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガちゃん(鳴き声)、ヒレンジャク(今年初見)、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、ベニマシコ(鳴き声)、ホオジロ、カシラダカ、ガビチョウ(鳴き声) 以上35種(2018TOTAL70種)

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↑ 早朝6時、雪に覆われた道に轍の跡はまだない。キツネの足跡が点々とついていた。
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↑ 八ヶ岳の山々と月を背景に、少しずつ夜が明けていく。コミミズクが舞うのを遠目に見かけた。
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↑ 日が昇ってからはヒレンジャクの群れが出てきてくれた。
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↑ 8時すぎ、イスカが地表に降りて採餌しているところ。
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↑ 帰路に寄った大門ダム。
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↑ マガモとヒドリガモの群れにほかのカモがちらほらと交ざっていた。
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↑ オシドリも数羽。
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↑ 大門ダムからそう離れていないところにある井富溜池。
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↑ 溜池の近くで今年初見のアオゲラ。ドラミングを繰り返し、よく鳴いていた。
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↑ カシラダカやマヒワの群れがよく出てきた。
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