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鳥取もまた気温35度を超える連日の猛暑である。

朝7時半に標高750メートル付近にある宿を発ち、日本百名山のひとつ、大山(だいせん)の夏山登山道をたどって弥山(みせん)に登った。3時間ほどで標高1,709メートルの山頂に至るルートで、この炎天下、滝のような汗を流しながらの登山だった。

大山を舞台にした「サントリー天然水」のCMのように道すがらクマタカを見つけられれば、と思っていたが見事空振り。その代わりというのか、10時半すぎに頂上に至ると、いい風が吹いていて、ハヤブサ2羽がすぐにまわりを舞ってくれた。山頂の向こうに大きな崖とガレ場があって、そうしたところを住まいにしているのだろう。

ハヤブサは山頂から近くなり遠くなりをしばらく繰り返しながら、オニヤンマなどを捕らえて食べているようだった。しかし、昼前後になると山頂一帯がガスに覆われ、その姿も見えなくなっていった。

ハヤブサ以外に登山道で確認できた野鳥は、ホオジロやシジュウカラ、ヤマガラ、アオゲラなど。ふもとの森ではキビタキやクロツグミの鳴き声も聞こえたが、登山客の気配がするためか近くには寄ってきてくれなかった。

帰路は、6合目と5合目の間にある行者分かれから別ルートに入り、山陰の名刹、大山寺を参拝して下山。昨晩泊まった宿でシャワーを使わせてもらい、さっぱりして大山を後にした。

本日確認できた野鳥
ホトトギス(鳴き声)、コゲラ、アオゲラ、ハヤブサ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、クロツグミ(鳴き声)、キビタキ(鳴き声)、キセキレイ、ホオジロ、ガビチョウ(鳴き声) 以上13種(2018TOTAL152種)

大山自然歴史館~夏山登山道~弥山山頂(標高1,709m)~行者登山道~大山寺~大山自然歴史館 徒歩7.75km 高度754~1709m
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↑ 昨晩泊まった宿のウェルカムドリンクはもちろん「サントリー 奥大山の天然水」。宿のご主人によると、売れ行き好調で工場も拡大されたそうだ。
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↑ 山頂で休んでいると、頭上を越えていった。オニヤンマを捕まえて飛びながら食べていた。
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↑ 遠くを飛んだり。
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↑ 雲のうえに出たり。
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↑ 崖下のガレ場を飛ぶ2羽。早すぎて撮ることができなかったが、空中で食料をパスする光景も見られた。
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↑ ガスが出てもしばらく飛んでいたがやがて見えなくなった。
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↑ 1合目のあたりで見かけたアオゲラ。幼鳥ぽい。
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↑ 山頂付近ではホオジロがよくさえずっていた。
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↑ 朝7時半すぎ、大山寺の参道にて。この先を右に折れて夏山登山道に入る。
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↑ 6合目の先までは、急坂の階段が続く。頂上付近よりこのあたりのほうが急勾配できつかった。
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↑ その6合目あたりでアサギマダラを見かけた。
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↑ 6合目にある避難小屋前からの眺望。
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↑ 日本海、水木しげる先生のふるさとである境港方面を望む。6合目の先からは見通しも開けてくる。
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↑ 山頂付近によく咲いていたのはオオハナウド?
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↑ 10時半ごろ、ついに山頂に到着。
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↑ 日本海方面を山頂から遠望。右にある建物は避難小屋。
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↑ その反対側には急峻な崖がそびえ立つ。大山の最高峰、剣ヶ峰(標高1,729m)へのルートは事故多発のため立入禁止とされている。
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↑ ガスに包まれていく剣ヶ峰。ところが、どこから登ってきたのだろうか、その山頂に一人の強者がちょこんと座って休んでいた。
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↑ 帰路、大山寺本堂を参拝して登山を〆る。その右奥には岩壁が見える。
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