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雨があがるのを待って8時半から大潟村、さらに男鹿半島まで足を延ばした。

八郎潟を干拓したあとにつくられた大潟村は、ぐるっと水路に囲まれた土地で一周およそ50km。案内所でもらった観光ロードマップを広げながら田園風景のなか車を走らせていると、ところどころで農業用の承水路や調整池にも行き当たる。

ドライブ中、たまに上空を飛んでいくヒシクイやマガンの群れをたどっていくと、西側の田んぼでハクチョウと一緒に採餌したり休憩しているのを見つけた。広大な田園風景のなかでたまたま行き着いたのは幸運だったろう。ハクチョウもヒシクイもひとに敏感だし、極力刺激しないよう車のなかから撮らせてもらう。

そのほか、田んぼ近くで見かけたのはキジとハヤブサ、さらにノスリとチュウサギもそれぞれ複数見かけた。途中通りかかった用水路では、カモの大群やミコアイサ、カンムリカイツブリなど。カモはカルガモとマガモを中心に、コガモの群れやオナガガモも含まれていた。

大潟村をまわったあと正午からは男鹿半島を一周。かねてから憧れていたなまはげの本場で、海際の食堂や漁港、岬に並ぶ土産店にもなにか独特の雰囲気が漂っているような気がした。

冷たい風がびゅうびゅう吹いて鳥なんて探していられる状態ではなかったが、立ち寄った漁港や岩壁ではかろうじてウミウやセグロカモメ、ウミウなどを見かけた。カルガモの群れに交ざってスズガモも1羽。

本日確認できた野鳥
キジ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、マガン(今年初見)、ヒシクイ(今年初見)、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ(今年初見)、コサギ、オオバン、ウミネコ、セグロカモメ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ(鳴き声)、ヒヨドリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ(鳴き声)、ホオジロ(鳴き声)、カシラダカ、ドバト、コハクチョウ(今年初見)、オオハクチョウ 以上37種(2018TOTAL170種)

大潟村~男鹿半島 車174.5km 高度-11~199m
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↑ このような混群を数回見かけた。
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↑ しばらくぶりにキジも。
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↑ チュウサギも7~8羽ほどは見たろうか。
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↑ カモの大群は、カルガモ、マガモ、コガモの順番で多かった印象。
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↑ 調整池で見かけたカンムリカイツブリ。
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↑ 遠目にミコアイサの群れ。すぐに隠れてしまった。
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↑ トビがいたるところ舞っていて、道すがらノスリも4羽ほど見かけた。
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↑ ランチ中のウミウ。男鹿半島の北岸、北浦漁港にて。
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↑ 大潟村の風景。9時ごろから青空が広がっていった。
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↑ ここも桜の季節にはきれいだろう。近くでカシラダカの少群を見かけた。
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↑ 大潟村の名所、高さ3.776mの大潟富士。周りが干拓地で沈んでいるので、山頂でさえ標高0m。
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↑ その近くの用水路には、チュウサギやアオサギ、ミコアイサの群れがいた。
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↑ 雄大な景観が広がり、夕日もきれいな男鹿半島。しかし、鳥を探すには風が強すぎた。
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↑ 男鹿半島の最北端、入道崎にて。モニュメントがちょうど北の方角を示している。
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↑ 本日の旅の終着点、ゴジラ岩。ここも男鹿半島の名所のひとつ。
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