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10時ごろから東京のほぼ西端、南秋川沿いの山間と渓谷を歩いた。こまかい行政区分でいえば、離島をのぞけば東京唯一の村、檜原村(ひのはらむら)に属する山河である。

標高600~700メートル前後、ここまできてツグミやシロハラの鳴き声さえ聞こえないのは予想外だったが、数十羽規模のカシラダカの群れをはじめ、ルリビタキやアトリ、カヤクグリといった冬鳥をぽつぽつと確認。フィ、フィと鳴きながら、先週空ぶったウソもペアで姿を見せてくれた。

晴れていい風が吹いていたので、猛禽も飛ぶだろうと上空を気にしながら歩いたが、見かけたのは飛行機にあとはトビを2羽だけ。先月下旬から雨の降らない日が続いていて、クマタカやハヤブサたちも猟のしすぎで腹が満たされてるのかもしれない。

余談だが、都道から細い脇道に入った際、幼児の手をひいたお父さんが、この坂道の先にさっき妙な鳥がいましたよ、と教えてくれた。

お父さん曰く、見たこともないくらい尾が長く、道をさっと横ぎって崖下に姿を消したというのは、その特徴からしてヤマドリだろう。数分、数十メートルの行き違いで今回もチャンスを逃してしまった。わたしのようによこしまな気持ちで(?)狙っていると姿を見せてくれない、まるで精霊だか妖怪だかのような鳥である。

ひとしきり鳥を探したあとは、山ふところにある数馬の湯に浸かって山をおりた。ジャグジーやサウナのほか、小さな露天風呂がしつらえてあって、冬のこの季節、湯けむりがもうもうとして一層風情がある。

本日確認できた野鳥
トビ、コゲラ(鳴き声)、カケス(鳴き声)、ハシブトガラス(鳴き声)、ヤマガラ(鳴き声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(鳴き声)、エナガちゃん(鳴き声)、ミソサザイ(今年初見)、カワガラス、ルリビタキ、ジョウビタキ、カヤクグリ(今年初見)、アトリ、ウソ(今年初見)、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ(今年初見)、ガビチョウ 以上21種(2019TOTAL62種)

南秋川~数馬の湯 徒歩10.33km 高度625~762m
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↑ 本日最も多く見たのはカシラダカだったろう。斜面にいた数十羽の群れが一斉に羽ばたいて木々にとまった。
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↑ ジョウビタキは同じところにオスとメスが揃っていて、そばにミソサザイも。
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↑ だれも通りそうにない山道の奥の奥にいたルリビタキ。山のぬしかも。
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↑ カヤクグリは斜面に2、3羽。採食するのに夢中で、明るいところに出てきてくれなかった。
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↑ 地鳴きの密度からすると、クロジも5、6羽ほどいるようだった。
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↑ ヒガラとシジュウカラの群れもちょくちょく登場。
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↑ かろうじてアトリの影を捉えた。
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↑ 岩のうえにたたずむカワガラス。1分ほどじっとしていた。
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↑ 秋川上流の流れ。落ち葉が沈んで、よどみに積もっている。
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↑ ためしにしばらく猛禽やヤマドリを待ってみたが空振り。
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↑ 数馬の湯には食堂もあってなかなかメニュー豊富。ヘルシーに、とろろ定食を注文した。
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