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今日から休みをとって、旅先に選んだのは伊豆半島(静岡県)。

学生のころは伊豆高原で蚊に刺されまくりながら別荘清掃のアルバイトをしたり、土肥(とい)の海で友人と遊んだり、卒業してからは営業の用件で北川温泉や稲取温泉あたりを転々とまわったりとなにかと思い出のある土地である。

早朝、東京を発つときはあいにくの天気だったが、河津に着く10時すぎには雨はやみ、正午ごろになると次第に晴れ間が広がっていった。

2月10日から来週3月10日まで、河津川沿いではちょうど河津桜まつりの期間。しかし、今年は季節のめぐりがやや早いようで、たくさんの見物客がそぞろ歩く並木道ではすでに葉桜が目立っていた。

それらの樹々を仰ぎながら、線路近くの小さな橋を通りかかったときに行き合ったのが、あたりを飛び交うイワツバメの群れ。「花より野鳥」と足をとめると、橋のたもとでカワセミさまが鳴き交わし、ウグイスのさえずりも聞こえてきた。南伊豆では桜だけでなく、鳥もひと足先に春を迎えるようだ。

河津のあとは伊豆急行線で終着の下田までさらに南下し、駅前でトヨタヴィッツを借りて海岸線を走った。岩場や小さな漁港でよく見かけた海鳥は、オオセグロカモメやウミネコ、イソヒヨドリなどで、今年初見のウミウの小群も4回ほど。

伊豆半島の最南端、南伊豆町の名所である石廊崎(いろうざき)の岩礁地帯でも、主にこうした鳥が遠くなったり近くなったりしながら舞っていた。沖のほうを飛んでいる鳥がよくわからなかったので望遠レンズを向けてあてずっぽうに連写すると、運よくオオミズナギドリが何羽か写りこんでいた。

以上のような流れで、本日確認できた今年初見の種は、ウミウ、オオミズナギドリ、イワツバメ、ウミネコの大漁(?)4種。できればヒメウとクロサギも見つけたかったが両方とも今日は空ぶった。

本日確認できた野鳥
マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ウミウ(今年初見)、コサギ、オオバン、イソシギ、ウミネコ(今年初見)、セグロカモメ、オオセグロカモメ(今年初見)、オオミズナギドリ(今年初見)、トビ、カワセミさま、コゲラ(鳴き声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ(鳴き声)、イワツバメ(今年初見)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、メジロ、シロハラ(鳴き声)、ジョウビタキ(鳴き声)、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ、アオジ 以上30種(2019TOTAL103種)

伊豆急河津駅~伊豆急下田駅~石廊崎、ヒリゾ浜周辺 伊豆急行線、車、徒歩38.41km 高度4~125m
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↑ 河津の桜並木で見かけたイワツバメ。菜の花も咲いていた。
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↑ 今日もっとも多く見たのはメジロだったかも。大群をなして桜の蜜を吸いにきていた。
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↑ 河津川で低空ホバリング中。
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↑ そこかしこでイソヒヨドリも。
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↑ オオセグロカモメと手前の小柄なのはウミネコ。河津川の河口で。
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↑ 石廊崎の眼下をウミネコやオオセグロカモメが通過していった。
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↑ その沖合を飛ぶオオミズナギドリ。
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↑ 海岸線で見かけたカモたち。マガモ9羽に交ざってハシビロガモが1羽。
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↑ 近くにイソシギの姿も。
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↑ 河津川沿いの桜並木。このあたりにはオオバンやコガモ、カルガモなどもいた。
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↑ 伊豆半島の先端付近、ウミウの群れやイソシギを見かけた岩場。
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↑ 岬めぐりの遊覧船も出ている石廊崎。海の近くの丘ではジョウビタキやシロハラ、ヤマガラの声を聞いた。
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↑ 石廊崎灯台とその沖合に浮かぶのは神子元島(みこもとしま)。以前、カンムリウミスズメの繁殖も確認されたという小さな無人島である。
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↑ 途中できれいな花をみつけた。スミレ系のなにかだろうか。
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