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小雨の降りそぼる早朝5時前、田んぼのわきに車をとめてトキを待つ。昨日の昼間は島を一周して空ぶったので、えさ場を目指して移動していく夜明けの飛翔を狙う作戦である。

近くをスズメ、アオサギ、カワラヒワが飛んだところで、5時6分、ついに念願のトキ。西からの風に逆らい、加茂湖を越えていくのを見送る。雨がやんで明るくなっていくなか、6時までの1時間に延べ7羽の飛翔を見た。

一方、湖からすこし離れた南側には、トキの森公園という飼育・展示施設があって、解説を交えて国内外の飼育下トキを見せてくれる。そこでトキの行動や性格、分布についてあれこれ教えてもらい、それをヒントに島中部の山間や田園地帯を走ってみたものの、けっきょく1羽も発見できなかった。

過去に乱獲された歴史がそうさせるのか警戒心が非常に強いことと、日中は涼しい木陰にいそうなこと、田んぼのあぜ道にもだいぶ草が茂っていることが見つけにくい理由かもしれない。次に来るときはもっとトキが増えて見つけやすくなってますように、と願いながら狭い山道をのんびり下っていると、ひさんな酷道(ひどい林道)の奥深くに迷い込んであやうく14時25分出航の高速船を乗り過ごしそうになった。

不幸中の幸いか、その迷っている間にヤマドリ2羽がすぐ目の前を飛んだ。しかし、またしてもカメラを構えるのが間に合わない。あっという間に木立の奥に逃げてしまって、これもまた佐渡にひとつ宿題を残してきたような気がしている。

本日確認できた野鳥
トキ(今年初見)、ヤマドリ(今年初見)、キジバト、アオサギ、ダイサギ、ホトトギス(鳴き声)、ウミネコ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ(鳴き声)、シジュウカラ(鳴き声)、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、メジロ(鳴き声)、キビタキ(鳴き声)、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 以上23種(2019TOTAL170種)

佐渡 車64.92km 高度-25~540m
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↑ 早朝、これは野生下トキ。えさ場へと移動していく途中のようだ。
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↑ トキの森公園で見ることができる飼育下トキ。
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↑ 屋外に建ち並ぶ飼育ケージ。
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↑ ハダダトキ(手前)やクロトキなど、海外のトキも一部展示されている。
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↑ フラミンゴのような色をしているのはショウジョウトキ。
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↑ あちこち田んぼをまわってみたがトキはご不在だった。
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↑ 江戸時代、皮を活用するために島外から連れてこられたというタヌキ。金を製錬するための送風機を作るのに皮が使われたそうで、いまはすっかり島に定着している。
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↑ 山間を行ったところにある新穂ダム。この先に進んだあたりから道に迷い始めた。
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↑ 妙な羽色だが、そばでセグロセキレイが見守っていたのでその幼鳥だろう。
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↑ セミがよく鳴いていて、いよいよ夏本番といった印象。
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↑ 海沿いにはひまわり畑が。
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↑ 道を探していると、ふたたび雨が降って霧まで出てきた。近くでホトトギスやとキビタキが鳴いていた。
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