| ホーム |
2019.09.28
サメビタキ御来鳥 @上高地

朝、コンビニATMで現金をおろそうと思ったら、最寄りのセブンイレブンまで25kmも離れていた。知られた観光地だしカードやスマホ決済もいけるでしょと油断してたら、ほとんどのシーンで現金しか使えずにこの有様である。
ようやくおろした現金でシャトルバスの往復料金と駐車料金を支払い、向かった先は上高地。通年マイカー規制がされていて、標高1500m付近の上高地に行くには途中からタクシーかシャトルバスを使うしかないのだ。
そして、11時半ごろに終点のふたつ手前、大正池のバス停で下車し、梓川沿いの木道をたどって上流にかかる河童橋まで3.5kmあまりを歩いた。
出発地点の大正池にいたのはマガモとコガモ、そしてオシドリも1羽。今シーズンようやく冬ガモを見たと喜んだが、木道脇の説明板によると、このあたりでは通年見られる留鳥で繁殖もしているのだそうだ。
そのあと、ヤナギ類やカラマツなどが茂る木道をたどりながら見たのは、たくさんのコガラとゴジュウカラ。その2種が圧倒的に多くてさらにカケスやヒタキ類、アオジ、またしても正体不明のムシクイなどがところどころで交ざる。竹の低床にたくさんいたウグイスと、梓川にいたカワガラスは鳴き声のみのご出演。
のんびり歩き、上高地のシンボルといえる河童橋には14時半ごろ着く。休憩がてら穂高連峰を眺めていると雨が降ってきたので、周囲の土産店などの見学もそこそこに、ふたたびシャトルバスで駐車場のあるふもとに戻った。
そして一日の締めくくりに、車を20分ほど走らせて白骨温泉で700円の立ち寄り湯を使ったあと、夕暮れどき、見晴らしのいい山道をうねうね走って乗鞍高原の宿には18時到着。これくらいの時刻には、高原に点在するほとんどの店が閉まっていて、あたりは墨で塗りつぶしたように暗い。
朝のコンビニ探しから始まって、振り返ってみれば、今日もあわただしく落ち着かない一日だった。
本日確認できた野鳥
オシドリ、マガモ、コガモ、カワウ、イカルチドリ、コゲラ(鳴き声)、カケス、コガラ、ヒガラ、ヒヨドリ(鳴き声)、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、ゴジュウカラ、カワガラス(鳴き声)、エゾビタキ、サメビタキ(今年初見)、キビタキ、キセキレイ、セグロセキレイ、アオジ 以上20種(2019TOTAL179種)
乗鞍高原〜上高地〜白骨温泉〜乗鞍高原 車、シャトルバス、徒歩84.26km 高度712〜1673m


↑ 腹の下面が黒いこの個体もサメビタキかな。

↑ 大正池でオシドリ1羽。

↑ 標高の高いこのあたりでは、マガモは基本的に留鳥のようだ。

↑ コガモともしばらくぶりに再会。

↑ イカルチドリ2羽が並んで下流へ。

↑ 白樺峠に続き、ゴジュウカラとコガラがやたらと多かった。

↑ アオジもしばらくぶりのような。

↑ 大正池と、その奥に見えるのは活火山の焼岳。

↑ 大正池から梓川に沿った木道をたどって河童橋を目指す。

↑ 14時半ごろ、河童橋に到着して落ち着く間もなく雨が降り出した。

↑ 今日はあいにくの天気だったが、そのうち登りたい。

- 関連記事
-
- ノスリ御来鳥 @山梨 北富士演習場 (2021/09/19)
- ゴジュウカラ御来鳥 @柳沢峠 (2021/09/12)
- カシラダカ御来鳥 @天目山 (2020/02/24)
- オオアカゲラ御来鳥 @甲州市 天目山 (2020/01/18)
- ルリビタキ御来鳥 @雁ヶ腹摺山 (2019/11/09)
- ジョウビタキ御来鳥 @笹子雁ヶ腹摺山 (2019/11/02)
- ライチョウ御来鳥 @乗鞍岳 畳平 (2019/09/29)
- サメビタキ御来鳥 @上高地 (2019/09/28)
- ハチクマ御来鳥 @白樺峠 (2019/09/27)
- トキ御来鳥 @佐渡 加茂湖畔 (2019/07/28)
- キアシシギ御来鳥 @佐渡 真野湾 (2019/07/27)
- キバシリ御来鳥 @柳沢峠 (2019/02/24)
- アカハラ御来鳥 @上日川ダム 湖岸 (2018/11/11)
- セグロセキレイ御来鳥 @山梨 井富溜池 (2018/01/14)
- イスカ御来鳥 @山梨 清里高原 (2018/01/13)
スポンサーリンク
| ホーム |