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2019.12.01
ヒガラ御来鳥 @南秋川 浅間尾根

今年もいよいよラスト一か月。南秋川渓谷、浅間尾根(せんげんおね)登山口を8時すぎに出発し、なだらかなアップダウンを繰り返しながら払沢(ほっさわ)の滝のあたりまで歩いた。
それほど高所にあるわけではなく、このルートの最高所は標高903mの浅間嶺(せんげんれい)。それでも冬枯れた樹々や枯れ尾花が目立ち、朝はそこらじゅうが霜で白く化粧していた。一日の最低気温は0度に近づき、そろそろ雪も降りそうな気配である。
大岳山や御前山といった奥多摩の山々が北に連なる眺望はすばらしかったが、肝心の鳥果はまるで今朝の気温のようにお寒いかぎり。カラ類やキクイタダキ、エナガちゃんなどの小群をたまに見かけるくらいで、これといった決定打のないままルートを走破してしまった。いつものことで、冬、早起きして震えながら登っても成果があるとは限らない。
最後は、払沢の滝入口からさらに600mほどくだり、檜原村役場の前から路線バスを使って武蔵五日市駅に戻る。
三鷹・調布のあたりに着いたのは17時半ごろで、ついでに、このところ話題になっている「ワークマン」の店舗に寄って防寒着とレインウェアを買いこんだ。機能的で丈夫な作業着づくりのノウハウを活かした服を開発していて、安いし、たしかに頑丈で良さげ。極寒のなかを動きまわったり鳥を待ったりするバードウォッチングとの相性もいいでしょう。
本日確認できた野鳥
キジバト、カケス、ハシブトガラス、キバシリ、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガちゃん、メジロ(鳴き声)、ゴジュウカラ(鳴き声)、ミソサザイ(鳴き声)、ツグミ(鳴き声)、ジョウビタキ(鳴き声)、スズメ、ハクセキレイ、アオジ(鳴き声)、ドバト 以上21種(2019TOTAL181種)
南秋川 浅間尾根登山口~浅間嶺~払沢の滝入口~本宿役場前バス停 徒歩11.26km 高度259~910m


↑ 標高840m付近、ヤマガラやシジュウカラに交ざってキバシリをちらっと。

↑ そのあと標高870m付近でキクイタダキ十数羽の群れ。

↑ 落ちた葉を踏みしめながらの快適な登山路。

↑ 途中にある「サル岩」。この岩のどこかにサルの手形があるらしいが発見できず。

↑ 本日の最高所、標高903mの浅間嶺。

↑ 頂上付近からの眺め。奥多摩の山々が北に連なる。

↑ 先日に続き、ちとせ屋で下山後の栄養補給を。熊でも出たのか、そばの河原にいかつい猟銃を持ったおっちゃんがいた。

↑ 佐賀産大豆100%でつくった豆乳(熱)とソフトクリーム(冷)。

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