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あたたかい一日で、雪など降る気配がなかった。それはそれで物足りない気もするが、空気の澄んだこの時期、晴れた日の奥多摩路はとても気分がいい。

今朝は、昨日とは別の場所に向かい、渓谷がまだ明けきっていない7時前、双眼鏡で超遠目にヤマセミさま参拝。しばらく鳴いて上流に姿を消されると、ほとんど入れ替わりにひとが河原に入ってきた。ひとの気配に気づいて去ったというより、だいたいこの時刻になるとひとが現れる、と予測しているようなヤマセミさまの動きだった。

こうなると日中はしばらく出てこないだろうから、渓谷をあとに歩きまわって鳥を探すことに。

気配のあった鳥はだいたい昨日と同じで、カラ類やエナガちゃんの群れがたまに現れ、カシラダカ、ベニマシコ、ツグミ、カヤクグリといった冬鳥が単発で交ざる。全体的にいえば、曇天だった昨日のほうが鳥の出はよかったような?

鳥の出没率は40点ほどだったが、その代わりに多かったのは猿の群れ。大移動でもしているのか、あるいは群れ同士の抗争でもあるのか、朝っぱらから騒々しくあちこちで50頭以上は目撃しただろう。

そして、猿たちに包囲されるなかで6kmほど歩き、12時50分にほとんど真上を渡っていったのはクマタカ。しかし、逆光気味の方向に飛んだうえに、冬枯れの樹々がじゃまして撮れなかった。

さらに、昨日見なかった鳥、たとえば冬鳥ではアトリやマヒワ、ミヤマホオジロ、留鳥(漂鳥)ではヤマドリ、クロジ、ミソサザイあたりを狙い、今日はすべてきれいさっぱり空ぶった。このうちどれかいけるだろう、と思っていただけに無念ひとしお。

リベンジを期して、16時すぎに下山の途につく。そのころになると、いつの間にか猿の気配も消えていた。

本日確認できた野鳥
マガモ、カワウ、アオサギ、クマタカ、カワセミさま(鳴き声)、ヤマセミさま、コゲラ、アカゲラ(鳴き声)、カケス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、メジロ、ゴジュウカラ、カワガラス(鳴き声)、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ(鳴き声)、カヤクグリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 以上31種(2019TOTAL181種)

奥多摩 徒歩11.98km
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↑ ゴジュウカラは3、4羽ほど見かけたような。
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↑ 本日のルリビタキ氏。先導するように目の前を飛んでくれた。
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↑ リリリ、リリリというカヤクグリの鳴き声もたまに聞こえた。上は、飛び立つ直前の姿。
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↑ 今日は猿がやたらめったらに多かった。各写真、それぞれ別の個体。
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↑ 来年はひょっとして申年か、と思ったら違った。子年だった。
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↑ 葉っぱや茎をむしゃむしゃ食べているお猿が多かった。
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↑ 一本ぜんぶ食いつくさんばかりの食欲。
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↑ このお猿さんはちょっと小柄でまだ若いような。
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↑ 温泉にでも浸かってるようなこの表情。
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