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2019.12.15
ハジロカイツブリ御来鳥 @芦ノ湖

箱根ビジターセンター前を9時に出発し、芦ノ湖西岸をぐるっと半周した。昨日に比べると風はよわいものの、朝からおひついっぱいの米をかきこんで腹がすこし重い。
一日の鳥果を記しておくと、ビジターセンターで聞いて「あわよくば」と狙っていたカワアイサとヤマセミさまにはかすりもしなかった。湖岸とそのすこし沖のほうに多かった水鳥はオオバンで、カワウ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリもぽつぽつと。そのほか、たまにホシハジロやキンクロハジロ、コガモの小群が波間にただよっていた。
途中、湖と反対側のやぶのなかを首をすっくと立てて逃げていった鳥は正体不明。芦ノ湖周辺にはキジがいて、今朝も鳴き声を聞いた。動きとサイズもキジっぽかったから、たぶんキジなのだろう。また、小鳥が2回ほどすぐ前を横ぎったが、一瞬のことでこれも正体がよくわからない。チッ、チッという地鳴きと、アオジにしては黒すぎる気がしたので、もしかするとクロジだったか。
そんなこんなで鳥を探しながら途中で昼寝したり、いくつかの浜辺でのんびりして、湖の南端付近、箱根関所には15時すぎに着く。江戸初期の1619(元和5)年に徳川家康がこの関所を設置したとされ、今年でちょうど400年。現在、関所のあったその場所に建物と内装が復元されていて、薄暗くなるなか大急ぎで見学するにはちょっと惜しかった。
名の知れた大名や武将、幕末の志士たちもここを通ったことだろう。そのとき、どんな鳥がこのあたりにいただろうか。閉館時間が迫ってきたので、そんな関所ロマンもそこそこに16時すぎに撤収。小田原まで戻って新幹線を使い、東京駅に着いたのは19時前だった。
本日確認できた野鳥
キジ(鳴き声)、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、カワセミさま、コゲラ、アカゲラ(鳴き声)、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ウソ(鳴き声)、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、ガビチョウ 以上39種(2019TOTAL181種)
箱根ビジターセンター~野鳥の森~芦ノ湖西岸~箱根町園地~箱根関所 徒歩14.18km 高度711~773m


↑ ビジターセンター前を出発してその近くにいたシロハラ。

↑ ルリ嬢も道すがら2羽確認。

↑ 湖畔の浜からカンムリカイツブリを遠望する。

↑ ハジロカイツブリはざっくりと20羽ほど見かけた。

↑ 終盤、コガモの小群にも一回遭遇する。

↑ 家禽化した鳥だと思うが、マガモ風の大きな水鳥を発見する。アオクビアヒルでもなさそうで、体格はカルガモのかるく4倍はありそうだ。

↑ 湖畔のスタート地点。奥にうっすらと見えるのが目的地、箱根関所のあるあたりだろうか。

↑ 道の状態や景観がいろいろ変化して、なかなか充実して楽しい湖畔散策だった。

↑ 途中、真田浜でひと休み。カワセミさまが近くを通りすぎていった。

↑ 台風の影響だろう、道が大きく崩落して途切れた箇所が3か所あった。

↑ 湖の南端付近、遊覧船の発着所となっている箱根町港。ここもオオバンの群れが目立った。

↑ そして本日のゴール地点、箱根関所。番所とその内装までリアルに再現していて、近くに資料館もある。

↑ 関所破りなどの罪人を閉じ込める牢獄も。

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