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2020.02.08
クロガモ御来鳥 @銚子

朝からいい天気で、関東最東端、千葉県銚子周辺の海をドライブする。冬にきた際はいつもひどく凍えたのに、今日はそうでもなかった。晴れた日中というだけでなく、たぶん暖冬ということもあるのだろう。
利根川を北に渡った波崎新港(茨城県)から鳥探しをはじめ、銚子第三漁港、犬吠埼、外川漁港、犬若漁港とだいたい時計まわりに移動して、確認できた野鳥は30種あまり。クロガモがやけに多く、しかも岸壁のわりあい近くを漂っていたのが印象的だった。これまで沖合にいるのを眺めてばかりだったのに一体どうしたんでしょ。
ルート全体で圧倒的に多かったのはやはりカモメ類で、シロカモメとフルマカモメも観察できた。さらにほかの種もいたのだろうが、これほど大量のカモメを一度にみた経験がなく、瞬時にぱぱっと目的種をみつけられないし、識別もぶっちゃけ自信がない。カモメ類、これからも要修行です。
15時半、防波堤の先っちょで夕方の海をながめていると、すぐ前に積み重なった波消しブロックのかげからシノリガモのペアが出てきた。こういう鳥がちょくちょく出てくるところが銚子のすごいところだ。
そして、沈む太陽の方角、沖のほうへぷかぷか去っていく2羽を見送って本日のパトロールを締める。その後、港町の夜はやはり冷えて、そぞろ歩くには寒すぎる。
本日確認できた野鳥
オカヨシガモ(今年初見)、クロガモ(今年初見)、シノリガモ(今年初見)、ビロードキンクロ(今年初見)、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ(今年初見)、ウミアイサ(今年初見)、カンムリカイツブリ(今年初見)、ハジロカイツブリ(今年初見)、アカエリカイツブリ(今年初見)、カワウ、ウミウ(今年初見)、ヒメウ(今年初見)、アオサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、シロカモメ(今年初見)、フルマカモメ(今年初見)、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ(今年初見)、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ(鳴き声)、アオジ(鳴き声)、ドバト 以上35種(2020TOTAL124種)
銚子周辺 車35.97km


↑ 波消しブロックの陰からあらわれたシノリガモ。ほかの漁港でもう1羽オスを見かけた。

↑ その近くにメスも。

↑ オカヨシガモもなにげに今年初見だった。

↑ さらにビロードキンクロが1羽。くちばしに赤みがあるのでオスの若鳥かな?

↑ 沖に去っていくこの1羽がコオリガモのように見えたがよくわからない。

↑ 岸に座っているとクロガモが寄ってきた。これほど近いのは初めて。

↑ ウミネコの群れのなかにシロカモメがいた。

↑ 背の色をみると、手前がセグロカモメ、奥がオオセグロカモメ。オオセグロカモメのほうがひとまわり大柄で、くちばしもやや大きくみえる。

↑ 水面を助走して飛び立つフルマカモメ。

↑ カモメ類とともにウも大量にいた。上はウミウ。

↑ カモメ類をみているとヒメウが横切っていく。

↑ ハジロカイツブリとカンムリカイツブリほどではないが、アカエリカイツブリもたまに。

↑ ウミアイサの求愛ディスプレイ。

↑ 漁港のツグミ。捨てられた魚の肉片を突ついている個体もいた。

↑ 漁業の盛んなこの街は鳥の楽園でもある。

↑ あちこちで水揚げの光景がみられて活気があった。

↑ さすが銚子、スケールがでかい。こんなのがあちこちに転がっている。(うそです)

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