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2020.02.22
イカルチドリ御来鳥 @昭和用水堰

午後、多摩川上流に設置された昭和用水堰(東京都昭島市)のあたりをさまよう。関東では早くも春一番が吹いたようで、たしかにずっと風の強い一日だった。
河原にいた、たくさんのイカルチドリは今年初見。さらに、十中八九ハヤブサと思われる影が、羽を鋭角にたたんで河原に急降下するのが見える。イカルチドリだか、ほかの小鳥でも狙ったのだろうか。近づいてみたが、その影は対岸に渡ってすでに小さな点になっていた。
また、土手を歩いていると、横の草むらのなかにアオジが何羽かいて、そのなかの1羽が胸のあたりまですっぽり頭巾をかぶったように青く見えた。シベリアアオジかと思ってふたたび出てくるのを1時間半以上も待ったが、チッ、チッという地鳴きがやみ、そのうち気配も消えてしまう。
疑惑のアオジに時間をそそいでしまい、謎は謎のまま、いつの間にか日もだいぶ傾いたので撤収。狙った鳥果が得られず、川を渡ってくる夕方の風がことさら冷たかった。
本日確認できた野鳥
コガモ、カワウ、ダイサギ、イカルチドリ(今年初見)、トビ、カワセミさま、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、エナガちゃん(鳴き声)、メジロ(鳴き声)、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ(鳴き声)、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、ドバト 以上23種(2020TOTAL129種)
拝島駅、昭和用水路周辺 徒歩5.73km 高度86~120m


↑ 鳥がすくないなか、イカルチドリとセキレイ、タヒバリは比較的よく見かけた。

↑ カモもすくなく、昭和用水堰で見かけたのはこのコガモ3羽のみ。

↑ ふつうのアオジはちょくちょく出てきたのだが。

↑ 昨秋の台風で荒れた用水路にいらっしゃったカワセミさま。

↑ 強風のなか、トビが舞う。

↑ 12時半ごろ昭和用水堰に着く。台風による環境変化と強風のダブルパンチで鳥影は薄かった。

↑ 河原から多摩川下流を望む。カモがまったく見当たらない。

↑ 鳥がすくないので石を観察して歩く。縞模様の石がたくさん転がっていた。

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