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雪のちらつく13時前、猿ヶ京温泉(群馬県みなかみ町)に着く。

20代半ばの冬にぶらりときたのが初めてで、これが3回目。温泉めぐりにせよ鳥探しにせよ、たまに思い出せば訪れたくなる、山間のひなびた温泉地である。ただし、交通の便はあまりよくない。駅から離れているのは当然で、周辺にレンタサイクルやレンタカー屋はないし、常駐のタクシー会社もないようだ(オフシーズンのこの時期に呼べば、ほかのところから30分くらいかけてきてくれるらしい)。

赤谷湖のまわりに中小規模の旅館やホテルが点在していて、今日は湖畔の散策路を中心に歩いた。

歩きはじめて3分もしないうちに現れたのがベニマシコで、数分おきにアカゲラ、カヤクグリ(鳴き声のみ)、ガビチョウ、アトリ、ヤマガラ、シジュウカラと鳥の気配が絶えない。アトリを確認したのは、意外なことに今シーズン初めて。

そのあと湖を離れ、道路沿いをすこし登っていったところにも、小鳥の群れ。

コガラ、ヒガラなどのカラ類に、ここにもアトリ、あとはミヤマホオジロやゴジュウカラ、カシラダカなども姿を見せてくれた。夕方のいい時間帯だったのもあるだろうが、ひっきりなしの賑やかさである。このシーズンは鳥がすくない印象だったが、そうか、こんなところにみんな集まっていたか。

フクロウやコミミズクがいそうな気配もあったのでしばらく待ってみたが、16時を過ぎてどんどん冷えこんできたので撤収。途中で振りかえると、雪をかぶった小出俣山(おいずまたさん)がきれいに見えた。

本日確認できた野鳥
カルガモ、コサギ、トビ、ヤマセミさま(鳴き声)、コゲラ、アカゲラ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガちゃん(鳴き声)、ゴジュウカラ、ムクドリ、カワガラス(鳴き声)、ツグミ、カヤクグリ(鳴き声)、スズメ、アトリ(今年初見)、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、ドバト、ガビチョウ 以上27種(2020TOTAL132種)

猿ヶ京温泉、赤谷湖周辺 徒歩6.28km 高度583〜692m
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↑ カワラヒワとアトリの混群。
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↑ 湖畔や通りかかった民家の庭先でもベニマシコが鳴いていた。
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↑ 遠目だったがアカゲラは3羽確認。
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↑ 赤谷湖にいたカルガモ。
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↑ ゴジュウカラのおけつ。
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↑ よく見ると、左上にミヤマホオジロ、右下にコガラがいる。
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↑ 今日のラストはカシラダカ。
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↑ エメラルドグリーンというと大袈裟だが、いい色をした赤谷湖。
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↑ 江戸時代、三国街道沿いのここには関所があった。いまはその跡が資料館になっている。
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↑ すこし上のほうに歩いていくと、道沿いにも雪が残っていた。
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↑ 山岳アプリ「AR山ナビ」で山の名称を確認する。これ、近未来感があって楽しいアプリだ。
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