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青梅線でしばらくぶりに奥多摩駅(標高343m)まで上がって、本仁田山(ほにたやま・標高1,224m)から川苔山(かわのりやま・標高1,363m)まで縦走した。

登山口からすこし登ったあたりで老若男女いくつかの集団をぶっこ抜き、晴天のもと、そこからは静かで快適な旅路。特に本仁田山への登りは、奥多摩でも上位に数えられる急登で、鳥探しだけでなくトレーニングにもちょうどいい。かつて極真空手の持久力トレでやっていたように、重い荷物を意図的に背負い、呼吸に負荷をかけるためにマスクをしたまま休憩ほとんどなしに登った。

結果、登山口から本仁田山の山頂までは50分ちょい、本仁田山から川苔山の山頂までは80分強というところ。ふだん山登りをしていると、早く歩きたい局面もあったりするので、たまにはこういうタイムトライアルとトレーニングもいいだろう。

一方、登山口から先は鳥影が薄く、まれにカラ類の声が聞こえるほかはほとんど静かだった。むしろふもとの民家集落のあたりでウグイスたちがさえずっていたりホオジロが出たりして、ここでも「山奥ほど鳥が多いとはかぎらない」法則が証明されたかたちだ。

川苔山から鳩ノ巣駅のほうに下山中、標高1,000mのあたりにいたキバシリも撮れず、かろうじて写真に収まってくれたのはゴジュウカラとトビ、今シーズン初見のイワツバメの3種のみ。

しかし、しばらくぶりにイワツバメに会えたのはよかった。10羽くらいが気持ちよさそうに舞っていて、これからの季節、ツバメたちがどんどん増えていくことも期待したい。

本日確認できた野鳥
トビ、コゲラ(鳴き声)、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ(鳴き声)、ヒガラ、シジュウカラ、キバシリ(今年初見)、イワツバメ(今年初見)、ヒヨドリ、ウグイス(鳴き声)、エナガちゃん、ゴジュウカラ、ミソサザイ(鳴き声)、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(鳴き声)、ガビチョウ(鳴き声) 以上20種(2020TOTAL138種)



奥多摩駅~本仁田山~川苔山~鳩ノ巣駅 徒歩13.8km 高度315m~1,363m
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↑ 下山中、標高1,000m付近にいたゴジュウカラ。その近くにいたキバシリは撮りのがしてしまった。
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↑ 本日の旅の起点は、青梅線の終点・奥多摩駅。しばらく見ぬ間にきれいなトイレが新設されていた。駅舎の背後、左のほうに見えるのがたぶん本仁田山(ほにたやま)だ。
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↑ 駅から50分ほど舗装道路を登っていくと登山口に着く。ウグイスとミソサザイがところどころでさえずっていた。
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↑ 登山口から本仁田山の山頂まではけっこうな急坂が続く。
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↑ 途中、ケモノの気配が近づいてくる。熊かとワクワクしたらカモシカだった。
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↑ 10時半ごろ、本仁田山の山頂に到着。雪はなく、またしてもアイゼンの出番なし。
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↑ 富士山が真正面に見える。
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↑ さらに川苔山への縦走路も危ない岩場があったりして気が抜けない。
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↑ 急坂のこのあたりにはヒガラなどのカラ類がまあまあ出てきてくれた。
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↑ 日原(にっぱら)のほうにはまだ抜けられない。観光案内所で聞いたところ、ゴールデンウィーク前後にひょっとしたら路線バスは開通するかも、とのことだった。早く復旧しますように。
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↑ もうすぐ川苔山の山頂というところ。ほんのすこし残雪があった。
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↑ 山頂から東京の最高峰、雲取山(標高2,017m)方面を望む。鳥の気配はなく、しばらくタカを待ってみたが舞ってくれなかった。
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