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2020.04.19
鶏飯 #そとめし

今日のお昼ごはんは鹿児島・奄美大島の郷土料理で、鶏飯と書いて「けいはん」と読む。
鶏肉を使ったお茶漬けのようなもので、シンプルなだけに逆に奥が深い。昨年4月に現地・奄美大島の老舗で食べてそのおいしさに驚き、いつか自分でもつくってみよう、と機会をうかがっていたのだ。
干し椎茸を水で戻して薄切りにしたものや、錦糸卵、鶏の胸肉をさいて煮込んだ出汁などは昨晩仕込んだもの。魔法瓶やタッパーに入れたそれらをリュックに詰め込み、今朝、車を使って奥多摩のほとんど誰も通らないような林道に持ち込んだ。
コロナウイルス三密ステイホームといわれているけれども、山奥に車で直行して自炊するぶんには感染リスクも比較的すくないだろう。念には念を入れ、車をとめたところからさらに2時間ほど林道を登り、渓流のそばの平たいところに小さなキャンプテーブルを設置した。
出汁をあらためて煮立てたり、寄ってくる虫を追い払ったりしながら完成した鶏飯は、記憶にある奄美大島の味とはいろいろ違っていたものの、まあ、自分なりに健闘してうまかったなと。やや甘めの採点で、自己評価75点はつけていいかもしれない。
ただ、具もさることながらなにより出汁の完成度が違いすぎて、たとえるならば少年野球とメジャーリーグくらいのレベルの差を感じた。どうすればあの澄んだスープに近づけるのだろうか。
どうやったって本場のプロには叶わないだろうが、これを機に、自分なりにいろいろ試行錯誤しながらたまに鶏飯をつくりたいと考えた次第。なにごとも上達するには、打席に立ってトライアルアンドエラーあるのみだ。
ちなみに食前食後、あるいは調布からの移動中に見かけた野鳥は、次の29種。もう1種で30種だったが詰めきれなかった。
ヤブサメとセンダイムシクイの声をそれぞれ2、3羽ずつ聞き、こういうたいへんな時期でありながら夏が近づいているのを感じる。また、渓流のあちこちでミソサザイがさかんにさえずっていた。
本日確認できた野鳥
オシドリ、キジバト、カワウ、トビ(鳴き声)、ヤマセミさま、コゲラ(鳴き声)、カケス(鳴き声)、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ(鳴き声)、エナガちゃん、センダイムシクイ(鳴き声)、ミソサザイ(鳴き声)、ムクドリ(鳴き声)、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ(鳴き声)、ホオジロ(鳴き声)、アオジ(鳴き声)、ドバト、ガビチョウ(鳴き声) 以上29種(2020TOTAL138種)

↑ 冷蔵庫で冷やしながら戻し汁は活用し、しいたけは薄切りにして持参。

↑ 鶏飯づくりにつかった主な食材。このほか、たくわんと甘夏を千切りにしたものを持参していたが入れ忘れてしまった。

↑ ごはんのうえに具材をのっけて、沸騰させた鶏ベースの出汁をかけると完成だ。

↑ そのほか、魚介類とブロッコリーのアヒージョ。これは味付けが濃すぎたのが反省点。

↑ デザートは缶詰の黄桃。

↑ 参考までに、これが奄美大島の本場の鶏飯。(撮ったのは昨年4月)

↑ さらさら食べられる。シンプルでありながらうまい。

↑ わんぱくざかりの子猿はきょうだいだろうか。

↑ 林道のすぐそばで日光浴をするカモシカ。

↑ ところどころでシカも鳴いていた。

↑ 巣穴さがし?

↑ 大きすぎてほおばりきれない。

↑ オシドリが遠目にぽつんと。

↑ ほんの1分ほどだったがしばらくぶりに参拝できたヤマセミさま。

↑ 14時ごろになると雲が増えてきた。明日は雨になりそうだ。

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